せり出した腹を引き締めたい人は、体のコア(体幹)の力を高めよう。人気グループのEXILEの公式トレーナーで、プロのアスリートたちも指導する、吉田輝幸さんのサイクルトレーニングを紹介。今回はその第2回。体の「側面」からコア(体幹)にアプローチする。
肋骨の間からお尻までの筋肉をまんべんなく刺激する!
体側を曲げ伸ばしする動きを使い、体の側面からコアの筋肉にアプローチする。
特に肋骨の間にある「肋間筋(ろっかんきん)」のほか、脇腹を覆う腹筋群の中の「外腹斜筋(がいふくしゃきん)」「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」「腹横筋(ふくおうきん)」、股関節の横の「中殿筋(ちゅぅでんきん)」など、骨格の安定力を高めるコアの筋肉をほぐして、鍛える。
脊柱の周りにある深部の筋肉も刺激し、整えることで、上半身の姿勢や動きの安定感が高まる。
日常生活で足りない体の側面をほぐして脇腹を鍛える
ここから紹介する3のメソッドを、1から順に1セットずつ行っていこう。
1.バックワードランジ 固まりやすい体側を伸ばす
ひざを深く曲げて、体の側面を伸ばす。胸と脇腹のストレッチと下半身の強化を図る。体側にある「内腹斜筋(ないふくしゃきん)」や「腰方形筋(ようほうけいきん)」の深部の筋肉にアプローチし、太ももの「大腿四頭筋」「ハムストリングス」、「股関節」も同時にエクササイズする。
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- コアサイドで鈍った脇腹を刺激する
