2.コアサイド 鈍った脇腹を刺激する
腕のひじから先とひざの側面で、上体をブリッジさせる。ブリッジを保つことで、内腹斜筋や外腹斜筋(がいふくしゃきん)、腰方形筋にアプローチする。背すじを真っすぐ伸ばし続けることで、肩甲骨の下部から腰にかけて広がる広背筋にも強く働きかける。
3.アブダクション 股関節の周りをほぐす
脚全体を振り上げる動きで、ヒップ側面の中殿筋(ちゅうでんきん)と背面の大殿筋を鍛える。股関節の周りも併せてほぐす。「脚は片方だけで全体重の約6分の1を占める重さがあるので、自重を使い負荷を高める」(吉田さん)。脚を反復するスピードを上げるほど、腹筋群も鍛えられる。
(写真:岡﨑健志/イラスト:三弓素青)
PCP代表取締役 パーソナルトレーナー

(出典:日経ヘルス for Men 2011 SUMMER)
