日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > ダイエット・食生活  > 話題の「機能性表示食品」ってなに?  > 機能性表示食品って本当に安全なの?  > 2ページ
印刷

話題の「機能性表示食品」ってなに?

機能性表示食品って本当に安全なの?

第3回 選択と利用は消費者の自己責任

 村山真由美、川崎敦子=フリーエディター・ライター

Q8 実際に流通して消費者が購入できるようになるのはいつごろ?

 制度自体は2015年4月1日にすでに始まっている。4月16日現在で104件が消費者庁に届け出済みだ。販売可能になるのは、届出から60日後になるため、「機能性表示食品」と書かれた食品が店頭に並ぶのは、早いものでも6月頃になるとみられる。

 機能性表示食品が市場に流通し始めると、ドラッグストアやスーパーなどで、「疲労」「ストレス」「肥満」などの悩み別、あるいは「目」「皮膚」「肩」などの部位別に機能性表示食品を並べた棚が増えてくると予想される。

Q9 利用の際に気をつけたいことは?

なにより大切なのはバランスのとれた食生活(©Luca Bertolli -123rf)

 注意したいのは、表示された「機能性」だけを見て「◯◯を飲むだけで血糖値が下がる」「△△さえ食べれば太らない」などと勘違いすることだ。また、機能性表示食品は、薬ではない。病気の人を対象としていないので、治療目的に摂取することはNGだ。過剰な摂取、偏った摂取が健康に害を及ぼす場合もある。

 パッケージの表示スペースには限りがあるため、企業が届け出た情報の詳細は消費者庁のウェブサイトで公開されている。しかし、機能性を判断する「科学的根拠(エビデンス)」のレベルはさまざまで、一般の消費者が読み解くのは非常に難しい。それでも、機能性表示食品の選択と利用は消費者の自己責任に委ねられている。

 では、どうすればいいのか?

 最も重要なのは、リスクを避ける上でも、「過剰な摂取、偏った摂取」はしないということだ。そもそも健康を保つには、主食、主菜、副菜を基本とした、バランスのとれた食生活が重要になる。さらに、運動や睡眠などの正しい生活習慣も忘れてはならない。

 正しい生活習慣の下、機能性表示食品のメリット、デメリットを知り、自分に必要なものかどうかの吟味を経て、過度に依存しない範囲で利用するべきだろう。

■参考資料
消費者庁「機能性表示食品の届出等に関するガイドライン」
消費者庁「消費者の皆様へ『機能性表示食品』って何?」
日経BP社「日経ヘルス」2015年5月号
日経BP社「日経TRENDY」2015年5月号
日本経済新聞 2015年3月31日、4月2日、4月7日、4月17日付報道

先頭へ

前へ

2/2 page

RELATED ARTICLES関連する記事

ダイエット・食生活カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「糖尿病」は予備群のうちに手を打つ

    話題の「食後高血糖」や「血糖値スパイク」って? 気になる最新情報を総まとめ

  • 男性ホルモンを増やす5つのポイント

    年齢とともに、男性ホルモンの低下から、体調が優れない、イライラする、よく眠れないという症状が表れる。こうした状態を放っておくと、身体機能の低下やうつ病、メタボリック症候群などの病気リスクが高まってしまう。男性ホルモンについて正しく理解し、どのように生活習慣を改めれば男性ホルモンが増え、ハツラツとした生活を取り戻せるのかについて、5つのポイントにまとめて紹介しよう。

  • 筋肉を衰えさせない「たんぱく質」の正しい摂取法

    最近、筋肉の大切さが指摘される中で、「たんぱく質をしっかりとるべき」という意識が定着しつつある。だが、たんぱく質は、誤解されていること、そして知っているようで知らないことが多くある。いくらとってもいいのか、肉と大豆ではどっちがいいのかなど、即答できない人も多いだろう。本特集では、たんぱく質の基礎から、正しい摂取法、そして身近な食品に含まれるたんぱく質の量までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.