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「企業対抗駅伝 2015 東京」参戦! 連動企画

動画を活用! 理想のランニングフォームでケガと痛みを防ぐ

第7回 読者のランナーの悩みに、アディダスランニングアドバイザーが回答

理想のフォームに近づくと「疲れ」「痛み」が減る

 無理や無駄のない理想的なフォームを身につけておくことは、これから長くランニングを続けるにあたって「ケガの防止にもなる」と安喰コーチはいいます。たしかに、読者ランナーたちから寄せられた質問には、フォームの悩みに関連して腰や膝などの痛み、すりむき傷…といった、何かしらのケガや痛みを抱えながら走り続けているケースが多いようです。

Q.3

スピードを上げて走ると足の親指と土踏まずの間が摩擦で赤くなり、皮が剥けて、治るまで2週間以上かかってしまいます。フォームが悪いのでしょうか?

(森本 歓さん 44歳 ランニング歴:3年)


疲れてくると重心が右に傾く(自分でも意識はある)、長時間走ると腰痛がひどくなる。

(大神田和志さん 42歳 ランニング歴:20年)


A.3

 ここまで、自分のフォームを長所と短所をチェックするには、「腰の位置」「猫背」「上下動」に注目することをお伝えしました。またそれらを改善するためのアドバイスとして、「肩と背骨のラインでTの字を保つ」「骨盤を安定させて股関節から脚を動かす」「着地から蹴り出しは力まず自然に」という3つに取り組めば、体全体を使えるバランスの良い走りができるようになります。理想的なフォームに近づくにつれて、走る姿も自然と美しくなります。

安喰コーチから「T」の字をキープするようにアドバイスを受ける、読者ランナーの奥村さん。
[画像のクリックで拡大表示]

 できたら、私のアドバイスを実践する前後で動画を撮り、「Before」「After」を見比べながら、修正ポイントをどんどんと洗い出してください。無理なく走れるようになってくると、ランニングはもっと楽に長く走れるようになっていくはずです。

 もしそれでも、脚に痛みが出たり、足裏などに「すりむき傷」や「マメ」などが頻繁にできるならば、それはシューズそのものやインソールなどが体に合っていない可能性があります。そのときは、思い切ってシューズを買い替えたり、自分の足型に合ったインソールに取り換えるなどして対策を施してみましょう。




 ランニングは誰にでもできる、単純な動きの繰り返しだけに、そのフォームにはクセが染みついているもの。今回ご紹介した安喰コーチの改善方法を意識して、楽しく走れるようになっていきましょう!

 次回は、「ランニングと栄養管理」についてご紹介します。ぜひご覧ください。


(取材・文:松尾直俊、撮影:村田わかな、撮影協力:アディダスジャパン)

安喰太郎(あぐい たろう)さん
Harriers代表 アディダス ランニングアドバイザー
安喰太郎さん 1974年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、イギリスに渡り英国陸上競技連盟コーチの資格を取得。帰国後の2005年に会員制ランニングチーム「Harriers(ハリアーズ)」を設立し、代表を務める。36歳になる年にフルマラソンで自己ベストを出すなど、ランナーとしても活躍中。日本体育協会公認陸上競技指導員。

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