日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > スポーツ・エクササイズ  > 「企業対抗駅伝 2015 東京」参戦! 連動企画  > 動画を活用! 理想のランニングフォームでケガと痛みを防ぐ  > 4ページ目
印刷

「企業対抗駅伝 2015 東京」参戦! 連動企画

動画を活用! 理想のランニングフォームでケガと痛みを防ぐ

第7回 読者のランナーの悩みに、アディダスランニングアドバイザーが回答

「脚」と「骨盤」が連動しているかどうかをチェック

 全身を撮影した動画で上半身の改善ポイントをチェックしたら、次のステップでは、「脚の運び方」にフォーカスした映像でフォームの分析をしていきましょう。ここではどんな点をチェックすればいいのでしょうか。

Q.2

つま先がどうしても外を向いてしまいます。直す方法はありますか?

(奥村嘉博さん 42歳 ランニング歴:2年5カ月)


ランニングをしていると足腰に痛みが出ます。特にふくらはぎに疲れが残り、腕の疲労も感じます。

(西内宮佳江さん 43歳 ランニング歴:2年6カ月)


A.2

 ランニングでは「股関節」を使って走ることが大切だと前回でもお伝えしましたが、一般ランナーを指導していると「太もも」「ふくらはぎ」「足裏」といった部位に意識を向けてしまいがちです。つまり、「脚だけ」で走ってしまう人が多いのです。「脚の筋肉だけを使っている」とも言い換えられるかもしれません。

 そうした走り方が癖づいていると、股関節から脚を十分に動かせず、歩幅が小さくなり、結果的にちょこちょこしたフォームになってしまいます。たしかに「ピッチ走法」という歩幅を小さくして走るテクニックはありますが、実はアスリートや一般の上級ランナーがそれで走っていたとしても、決して「脚だけ」で走っているわけではありません。

股関節から脚がスムーズに動かせているかをチェックする。脚だけしか動いていなければ、改善に取り組もう。
[画像のクリックで拡大表示]

 動画で脚の運び方をチェックするときには、脚と一緒に「骨盤」が左右交互に前へ動いているかに着目してみましょう。

 もしも、脚だけしか動いていなければ、肘をしっかり後方に向けて引く「腕振り」を意識しましょう。腕振りを大きくすることで、骨盤と脚部とをつなぐ腸腰筋が使えるようになり、結果的に脚をスムーズに引き上げられるようになります。さらに、足裏が地面に「着地」してから後ろに「蹴り出す」ときにかけて、股関節に体重をしっかりかけられるようになれば、理想的なフォームに近づきます。

 この時、無理に脚を前に振り出すのではなく、股関節から脚を振りだすようにして、自然な歩幅で着地できればいいと思います。着地点が体から離れすぎると、地面にかかとを着く位置が定まらず、それに連動して足先が内や外に向きがちになります。こうなると、先ほども指摘した体の「上下動」も大きくなってしまうのです。

 また、後ろに向けて脚を「蹴り出す」ときは、意識して強くする必要はありません。腕振りの力を「骨盤から股関節を通して脚に伝える」ようにしていけば、自分の体形に合ったスムーズな脚運びと歩幅、蹴り出しに整ってきます。


RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

  • 痛風だけじゃない!「高すぎる尿酸値」のリスク

    尿酸値と関係する病気といえば「痛風」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、近年の研究から、尿酸値の高い状態が続くことは、痛風だけでなく、様々な疾患の原因となることが明らかになってきた。尿酸値が高くても何の自覚症状もないため放置している人が多いが、放置は厳禁だ。本記事では、最新研究から見えてきた「高尿酸血症を放置するリスク」と、すぐに実践したい尿酸対策をまとめる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.