日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > トピックス from 日経電子版  > その薬・検査は必要? 米「賢い選択」運動、日本でも  > 2ページ目
印刷

トピックス from 日経電子版

その薬・検査は必要? 米「賢い選択」運動、日本でも

医師らに意識改革求める

 日本経済新聞電子版

検査に頼らぬ診察

 米国ではそれぞれの学会が、計700以上の注意すべき医療行為を公開している。例えば小児の中耳炎。2歳以上は比較的自然に治りやすいとし、安易に抗生物質を使わないよう呼びかける。救急外来では頭にけがをした子供の約半数がコンピューター断層撮影装置(CT)で検査されるが、学会は軽傷のケースが多く、3分の1は不要と主張。検査に頼らず、頭蓋骨の骨折の兆候などを診察で見極めることが大事だとする。

 日本の厚生労働省も海外の動向に注目。20年後を見据え、15年に公表した医療制度改革の提言「保健医療2035」でChoosing Wiselyに言及、検査や治療を選ぶ際は的確に吟味する必要性を盛り込んだ。

 独立行政法人、地域医療機能推進機構本部(東京・港)の総合診療顧問、徳田安春医師ら総合診療医が参加する「ジェネラリスト教育コンソーシアム」は注意すべき行為を独自に書籍で公開。軽い腹痛なら自然に治ることもあり、よく診察した上でのCT検査の実施などを提言している。

[画像のクリックで拡大表示]

 ただ提言が5項目にとどまるなど、徳田医師は「他国に比べ取り組みが遅れている」と話す。5月にローマで開催された世界会議では、先行する海外の事例に驚かされたという。

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 強い足腰を維持するための「骨」の強化法

    健康長寿の大敵となる「骨の脆弱化」を予防するには、若いうちから「骨を強くする生活習慣」を取り入れていくことが大切だ。このテーマ別特集では、骨が弱くなるメカニズムや危険因子、骨を強く保つための生活習慣のポイントなどについて解説していく。

  • もの忘れと認知症の関係は? 認知症リスクを下げる生活のポイント

    年を取っても認知症にはならず、脳も元気なまま一生を終えたいと誰もが思うもの。しかし、「名前が出てこない」「自分が何をしようとしたのか忘れる」といった“もの忘れ”は、中高年になると誰もが経験する。⾃分は周りと比べて、もの忘れがひどいのでは? ひょっとして認知症が始まったのか? と不安になる人も多い。このテーマ別特集では、もの忘れの原因や、将来の認知症にどうつながるのか、認知症を予防するにはどうすればいいのかについて、一挙にまとめて紹介する。

  • 痛風だけじゃない!「高すぎる尿酸値」のリスク

    尿酸値と関係する病気といえば「痛風」を思い浮かべる人が多いだろう。だが、近年の研究から、尿酸値の高い状態が続くことは、痛風だけでなく、様々な疾患の原因となることが明らかになってきた。尿酸値が高くても何の自覚症状もないため放置している人が多いが、放置は厳禁だ。本記事では、最新研究から見えてきた「高尿酸血症を放置するリスク」と、すぐに実践したい尿酸対策をまとめる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2021 Nikkei Inc. All rights reserved.