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トピックス from 日経電子版

運動不足の私、ロコモかも 足腰の機能低下は40代から

状態調べ、少しずつ鍛える

 日本経済新聞電子版

 ロコモの可能性がある人に対して、金子副院長は「バランス能力を鍛える片脚立ちや下肢の筋力をつけるスクワット」を推奨する。

 さらに気をつけたいのは運動を継続することだ。東京都健康長寿医療センター(東京・板橋)でロコモ外来を担当する石橋英明医師は、片脚立ち、スクワット、かかと上げ、ウオーキングなどから「自分が続けられそうなもの」を選んで実行することを勧める。

 継続には工夫も大事。施設や自宅以外でも「片脚立ちならオフィスなどでもできる」(遠藤教授)。ひとりで続けるのが難しい場合は「仲間と一緒にウオーキングをするのもいい」(同)。

 日常生活で足腰を使う機会が減ったことで、ロコモに陥る人は増えている。金子副院長は「ステージの低いうちに対策を打ち、ロコモリスクを減らすことが大事」と強調する。

◇     ◇     ◇

要介護の原因にも

 厚生労働省の2016年国民生活基礎調査によると、要介護となった原因として、転倒・骨折、関節疾患など運動器の機能低下によるものが全体の22%を占め、認知症や脳血管疾患を上回った。

 ロコモ予防に効果的といわれるのが、日本整形外科学会が推奨している「ロコトレ」と呼ばれる2つの運動だ。

 ひとつはバランス能力をつける「片脚立ち」。転倒しないよう近くにつかまるものがある場所に真っすぐ立ち、床につかない程度に片脚をあげる動作を左右1分間ずつ繰り返す。1日3回するのが目安だ。

 もうひとつは下半身を鍛えるスクワット。5~6回を1セットとし、1日3セットする。不安がある人は椅子に腰掛け、机に手をついた状態から立ち上がったり座ったりする動作を繰り返す。

(大橋正也)

[日本経済新聞夕刊2019年12月11日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「健康づくり」からの転載です。

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