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トピックス from 日経電子版

息切れしやすい… 深くゆっくり「長生き呼吸」を

呼吸筋鍛え、自律神経の調整も

 日本経済新聞電子版

運動も効果的

 呼吸筋は老化のほか、運動不足や悪い姿勢でも衰え、衰えると呼吸が浅くなる。運動不足が原因で衰えやすいのは、腰椎と太ももの大腿骨を結ぶ筋肉や横隔膜を背中側から引っ張って動かす筋肉などだ。

 だが、「散歩やウオーキングなどの軽い運動で鍛えることができる。また、水泳などの有酸素運動も呼吸の改善につながる」(坂田副部長)。運動が難しい人は、大きな声で歌う、笑うなどでも一定の効果を感じられるという。

 呼吸器専門医で池袋大谷クリニック(東京・豊島)の大谷義夫院長は、「姿勢で特に注意したいのが、パソコンやスマートフォンに向かう時の猫背」と指摘する。背中が丸まった姿勢では横隔膜が常に上がった状態になり、うまく空気を吸い込めず、十分な呼吸ができない。

[画像のクリックで拡大表示]

 「猫背の時の浅い呼吸は、姿勢を正した深い呼吸と比べると、肺活量をもとに計算した肺年齢が10歳以上高くなる場合もある」(大谷院長)。逆に、深い呼吸を習慣化すれば姿勢がよくなり、肺年齢を実年齢より若く維持することも可能だ。

 坂田副部長は「長生き呼吸を鼻呼吸でできるようになると、免疫が活性化されて風邪をひかなくなる人が多い」と話す。大谷院長も「普段から肺や呼吸機能を高めておくことは、風邪から肺炎といった病気の重症化の予防にもつながる」という。いつでもどこでも簡単に呼吸を意識することは可能。忙しい12月だからこそ、ゆっくりと深い呼吸を実践してみよう。

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