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トピックス from 日経電子版

今冬のインフル流行は遅め? まずワクチン、新薬も

まずはワクチンの接種を/鼻や口、触らない

 日本経済新聞電子版

 インフルエンザに感染したらどう対応するか。上原准教授は「日ごろ健康な人であれば、風邪薬や解熱剤を飲み、安静にするだけでもよい」と話す。ただし「乳幼児や高齢者、妊産婦、呼吸器や腎臓などに持病がある人は重症化の恐れがある」。医療機関で抗インフルエンザ薬などによる治療を早めに受けよう。

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 抗インフルエンザ薬は現在、5種類ある。18年3月には細胞内でウイルスの増殖を防ぐ新しいしくみの薬「ゾフルーザ」が登場。これは体重10キログラム以上の人が使え、1回の服用で済むため飲み忘れを防げる。既存の治療薬は、増えたウイルスが細胞から出るのを阻むものだった。

 医師は患者の年齢や持病、重症度などに基づいて処方する薬を選ぶが、吸入ができる人であれば内服薬か吸入薬かの希望を伝えることは可能。薬によって、服用回数や量、期間などが異なるので、医師の指示に従って正しく服用することが欠かせない。使い方を間違えると効果が出ず、薬が効かない耐性ウイルスを作り出すおそれもある。

 抗インフルエンザ薬の服用に際し、高所からの飛び降りなど異常行動を心配する人も多い。脳が興奮状態になって起こる異常行動は急激な高熱が一因とされており、10代の男性に多く見られる。

 厚生労働省は8月、異常行動との関連性が疑われ10代への投与を原則中止としていた「タミフル」を再び認める通知を出した。同省の専門家会議が、タミフルと異常行動の因果関係は明確ではないと判断した。「10代の子供がインフルエンザで高熱を出しているときは特に、薬の服用の有無にかかわらず見守ることが必要」と河合院長は助言する。

(ライター 武田京子)

[NIKKEIプラス1 2018年11月17日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「病気・医療」からの転載です。

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