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トピックス from 日経電子版

怖い細動、突然死… 不整脈ってどんな病気?

定期的に心電図、チェック怠らない

 日本経済新聞電子版

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 脈が遅くなる徐脈性不整脈で気をつけたいのが、拍動のリズムが遅くなったり、一時的に止まったりしたときに起こる失神だ。杉病院長は「3、4秒拍動が止まるとめまいを感じ、9秒以上では失神する」と話す。「後ろに引きずり込まれるように意識が遠くなる感じ」だという。

 不整脈そのもので突然死することはまれだが、失神が起こると転倒によるけがや事故の原因となる。車などの運転中の場合には、命にかかわる重大な事故を引き起こす危険もある。リスクの高い人では、体にペースメーカーを埋め込んで治療する。

 不整脈は、危険なものもあるが、適切な処置をすれば、命にかかわる事態を最小限に食い止めることができる。池田教授は「定期的に心電図検査を受けることが大事」と話す。脈に異常を感じたときのほか、症状はなくても、年に一度は検査を受けたい。

◇     ◇     ◇

心電図、24時間連続や数週間記録も

 心電図検査には、目的に応じていくつかのタイプがある。病院の外来で行うのは、横になって心電図を記録する安静時心電図検査だ。健康診断などでも広く使われている。検査時間は短くてすむが、検査中に不整脈の発作が出ないと記録できないという難点がある。

 そんな場合に使われるのがホルター心電図。携帯型の心電計を装着、24時間連続して取る。医師はデータをコンピューターで解析し、不整脈が起こっている場所をチェックする。このほか運動時の心電図を調べる運動負荷心電図や、数日~数週間にわたって心電図を取るイベント心電計などもあり、症状に応じて使いわけられている。

(荒川 直樹)

[日経プラスワン2016年11月5日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「病気・医療」からの転載です。

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