日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > トピックス from 日経電子版  > 早食いは過食しがち  > 3ページ
印刷

トピックス from 日経電子版

早食いは過食しがち

良くかめばエネルギーも消費

 日本経済新聞電子版

 早食いを改めるにはどうしたらいいのか。まずはよくかむことだ。一口に30回を目標にといわれるが、これが意外に難しい。林教授は「私自身、早食いの癖をなかなか直せなかったが、『よく味わおう』と発想を変えたら、自然とよくかむようになった。今は以前よりも素材の味がわかるようになった」と話す。

 また一口の量を減らすのも効果的だ。「スプーンより箸の方が一口量が少なくてすむ」(桜井准教授)。根菜類など食物繊維の多い歯ごたえのある食べ物を食卓に取り入れると、かむ回数も増える。「肉や魚を骨付きのものにすると食べる速度が落ちるほか、汁物も飲むときに茶わんを置くので、間を作ることができる。ただし、汁物でご飯を流し込むような食べ方はダメ」と桜井准教授。

 かんでいる間は、いったん箸を置くのもよい。一人で食べるより、家族や友人と会話を楽しみながら食事をとることも大切だ。食べ方を変えるだけで、肥満や糖尿病予防につながる。

食後にガムをかめばやせる?

 食後のガムもエネルギー消費量を増やす一助になりそうだ。「ガムの大きさやかむ回数にもよるが、1分間かむと約1キロカロリーを消費する。実験では15分ほどでDITが増えることが確かめられた」(林教授)。砂糖不使用で虫歯予防効果のあるガムなら一石二鳥だ。

 ただし、ガムをかんでも早食いのデメリットを帳消しにするほどのDIT増加効果は期待できない。「DITは単にかむ回数を増やせば増えるわけではなく、食べてのみ込むことに大きな意味があるようだ」と林教授。食事はゆっくりよくかんで食べ、そして食後にガムもプラス。これがDIT増加の得策といえそうだ。

(ライター 佐田節子)

[日経プラスワン2015年10月3日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「健康づくり」からの転載です。

先頭へ

前へ

3/3 page

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 睡眠不足は肥満や生活習慣病のリスクを高める

    近年、睡眠不足が積み重なる「睡眠負債」の怖さが取り上げられるようになり、睡眠の大切さがクローズアップされている。実際、睡眠不足や質の低下が、疲れや集中力の低下につながることを実感したことがある人も多いだろう。しかし、問題はそれだけではない。睡眠不足や質が低下すると“太りやすくなる”。さらに、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病のリスクも高まることも分かっている。そこで本特集では、睡眠と生活習慣病の関係から、実践的な睡眠改善法までを一挙に紹介する。

  • 女性の「尿漏れ」「頻尿」には骨盤底筋トレーニングが効く!

    トイレに行く回数が多い、くしゃみをすると少し漏らしてしまう、突然尿意に襲われて我慢できない…。女性の尿の悩みは、「頻尿」や「尿漏れ(尿失禁)」が多いのが特徴だ。これらを改善するにはどうすればいいのだろうか?

  • 男性も無関係ではない骨粗鬆症、飲酒・喫煙・高血糖はリスク

    骨がスカスカになってもろくなり、骨折の危険性が増すのが「骨粗鬆症」だ。急速な高齢化に伴って患者数が増えており、日本骨粗鬆症学会などによると、日本における患者数は現在1300万人と推定されている。骨粗鬆症というと女性のイメージがあるが、男性の患者数は300万人と見られている。本特集では、骨粗鬆症が起きる仕組みから、気をつけたい生活習慣、そして骨を強くするための対策までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.