日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > 医療・予防  > トピックス from 日経電子版  > 舌の筋トレ、ご存じですか? かむ動作助け呼吸正しく  > 4ページ目
印刷

トピックス from 日経電子版

舌の筋トレ、ご存じですか? かむ動作助け呼吸正しく

食べこぼしは衰えのサイン

 日本経済新聞電子版

 日常生活での注意も大事だ。菊谷院長は「家から出て人と話し、会食するなど、生活の中で舌を使う機会を減らさないように」とアドバイスする。特にリタイア後の世代は、自宅にこもりっきりになりやすい。「外に出ておしゃべりし、舌を鍛える」と意識しよう。

 なお、50~60代で、食べこぼしなどが急に目立ち始めた場合は、パーキンソン病やALS(筋萎縮性側索硬化症)といった病気のことも考えられる。運動神経の働きが落ち、舌の機能が急速に衰えている可能性もある。そんな場合は神経内科を受診しよう。

◇     ◇     ◇

全身の筋力とも関連、機能維持を

 舌の筋力は、全身の筋力とも関連している。2000人以上の高齢者の体力を調べた厚生労働省の調査によると、脚力や握力が弱い人は舌の力も弱かったという。「舌は筋肉。全身の筋肉と一緒で、使わなければ衰える」(菊谷院長)。舌の筋力低下でかみ砕く力が落ちると、肉などのタンパク質が豊富な食べ物を食べにくくなる。タンパク質は筋肉の原料。不足するとますます筋力が落ちるという悪循環になる。

 「機能が落ちきってしまうと、回復は難しくなる。余力があるうちから、舌の筋力維持を心掛けたい」と菊谷院長。もちろん、歯のケアも、かみ砕く力を保つためには欠かせない。

(ライター 北村昌陽)

[日経プラスワン2016年10月1日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「健康づくり」からの転載です。

先頭へ

前へ

4/4 page

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 怖い病気を招く「中性脂肪」を食事・運動で徹底対策!

    健康診断でもおなじみの項目である「中性脂肪」。血液中の中性脂肪が150mg/dLを超えると、脂質異常症の1つ、「高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症)」と見なされる。血管の老化を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞を遠ざけるためにも、中性脂肪が上がるのを避けなければならない。そこで、今回はやっかいな中性脂肪の正体や、食事や運動でできる鉄板の対策法を一挙紹介していく。

  • 長年の悩み「腰痛」を解消! 痛みを和らげる体操4選

    腰痛は日本人の国民病とも言える身近な症状だ。特に問題なのは、原因がはっきりしない、「なんだか知らないけど、いつの間にか…」始まってしまう「慢性腰痛」だ。長年にわたって慢性腰痛で悩む人は少なくない。そこで、今回は長引く腰痛の解消が期待できる体操を一挙紹介する。

  • 怖い緑内障 忍び寄る失明を回避するには

    緑内障は放っておくと失明を招く怖い病気だが、病気が進んでも中心部の視力は保たれるため、自分ではなかなか気づきにくい。本記事では、緑内障による失明を回避するために知っておきたい期症状の特徴や、早期発見のために必要な検査、最新治療などについてコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.