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トピックス from 日経電子版

ごろ寝体操で夏の疲れ解消 ゆったり心地よくリセット

 日本経済新聞電子版

 続いて、脊柱を刺激して自律神経のリラックスをはかる。自律神経は頭蓋骨と脊椎骨に守られている中枢神経の先にある末梢(まっしょう)神経で、心臓や肺、血管、その他臓器の働きを調節している。

 寝転んで両脚を曲げて、膝を抱えながらゆらゆらと左右に揺れる(写真上左)。次に、起き上がりこぼしのように前後に揺れる(同右)。頑張って動くというよりは、床で脊柱を心地よくさするイメージで転がれば十分だ。

[画像のクリックで拡大表示]

 次は、内臓を取り囲む体幹周辺にある、インナーマッスルの強張りや血行不良を解消しよう。寝転んで両膝を立て、片側にそろえて倒す(写真上左)。そのまま、手のひらを突き上げるように背伸びする。かかとと手首を遠くに伸ばすような、寝たままの背伸びもおすすめだ。

[画像のクリックで拡大表示]

 最後は、目を閉じてリラックスのポーズ。壁にお尻を付けて寝転び、脚を壁に預ける。そのまま、気持ちの良いところまで両脚を開き、ゆったりと呼吸する。

 寝転んだ姿勢から、両脚を椅子やソファなどにのせて、膝・股関節を90度に曲げてもよい。下肢のうっ血解消や腰痛予防の効果が期待できる。立ち仕事が多い人にもお勧めしたい。

 いずれの動作も「できた・できない」にこだわるのではなく、心地良さを味わうことを最優先にしたい。可能なら、ゆったりと集中できる環境で、自分の身体の声に集中すると効果的だ。

 季節の変わり目は身体のリセット期。夏バテを解消して、充実した秋を迎えよう。

(早稲田大学スポーツ科学学術院 荒木邦子)

[NIKKEIプラス1 2018年9月1日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「フィットネス」からの転載です。

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