もしかしてスマホ依存? 手放せない自覚あれば受診を
目立つ睡眠障害
日本経済新聞電子版
親が自ら模範に
「予防が何よりだ」と田村教授。予防には「日常の親子関係、使う前の約束の2点が特に重要だ」と指摘する。はまる子どもは成績の良しあしなどとは無関係。共通するのは「心に何らかの不足感があって埋めたいと感じていること」と話す。親に大切に思われていると子どもが実感できることが大切だという。
子どもがスマホを欲しがってもすぐ与えず、親子で使用目的や場所、料金の支払い、違反した場合の罰則などについてルールを作り書面に残す。さらに親も自らの行動を律すること。大人の依存症の治療は子どもよりハードルが高いという。チェックシートで自身を振り返ってみよう。
(ライター 塚崎朝子)
[日経プラスワン2016年8月20日付]