日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > 医療・予防  > トピックス from 日経電子版  > 一汗かいた後のビールが危ない 夏に多い痛風を防ぐ
印刷

トピックス from 日経電子版

一汗かいた後のビールが危ない 夏に多い痛風を防ぐ

1日2リットルの水分を/乳製品で尿酸を排出

 日本経済新聞電子版

夏になると、痛風の発作が起こりやすい。汗をかいて脱水が進むことに加え、ビールを飲む機会が増えて尿酸値が上がるためだ。発作を防ぎ、安心してお酒を楽しむための注意点を知っておこう。

写真はイメージ=(c)thamkc-123RF

 突然、足の指が腫れ上がり、まともに歩けないほどの激痛が走る――。ビールがおいしい季節、お酒を飲む習慣のある人が恐れるのが痛風だろう。原因は関節にたまった尿酸の結晶。これがはがれることで炎症が起きる。

 東京女子医科大学病院膠原(こうげん)病リウマチ痛風センター(東京・新宿)の山中寿教授は「痛風患者はどんどん増え、若年化も進んでいる。かつては50代以降に発症する人が多かったが、最近は30代後半がピーク」と話す。国民生活基礎調査によると、痛風患者数は右肩上がりに増加し、2013年には100万人を突破。30年前の4倍に達した。

 尿酸は体内でも作られるほか、食品に含まれるプリン体が分解される過程でもできる。血液中の尿酸値が100ミリリットル当たり7.0ミリグラムを超えると高尿酸血症。尿酸が結晶化して関節にたまるようになり、痛風発作を起こす可能性が高くなる。

 尿酸値が9~10ミリグラムを超えていながら発作が起こらない人もいるが、油断は禁物。山中教授は「尿酸値が7ミリグラムを超える状態が長く続けば、それだけ発作を起こす確率が高くなる」と警鐘を鳴らす。

 足の指や足首に発作が起きるのは、体温が低いので結晶がたまりやすく、歩くときの振動ではがれやすいため。女性ホルモンには尿酸値を下げる作用があることから、痛風患者の95%は男性だ。医療機関を受診すると、尿酸の合成を抑える薬や排出を促す薬を処方される。

[画像のクリックで拡大表示]

1/2 page

最後へ

次へ

RELATED ARTICLES関連する記事

医療・予防カテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 老化を左右する血管! 若返りのポイントは?

    体の中に縦横無尽に張り巡らされた「血管」をよい状態に保つことは、健康を維持するため、そして老化を防ぐために極めて重要だ。では、強い血管をキープし、老化した血管を若返らせるには、何をすればいいのだろうか。本特集では、2万例を超える心臓・血管手術を手がけてきたスペシャリストに、血管の若さを維持する秘訣と、血管を強くする運動法・食事法を聞いていく。

  • つらい「肩こり」は動的ストレッチで解消!

    肩こりの原因の大半は、生活習慣。すなわち、不自然な姿勢で過ごすことや、たとえ良い姿勢であっても長時間続けてしまうことが、首や背中の筋肉を緊張させ、筋疲労を引き起こす。この記事では、肩こりに関する記事の中から重要ポイントをピックアップして、肩こりの解消方法をコンパクトに紹介していく。

  • 筋肉博士が教えるロコモ予防の下半身筋トレ

    健康寿命を延ばすためには、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動だけでなく、「筋トレ」も重要であることが最近改めて認識されている。東京大学大学院教授で“筋肉博士”こと石井直方さんは、「寝たきりにならないためには、40~50代のうちから筋肉量を増やす意識で運動することが大切」という。そこで本特集では、石井さんに聞いた、筋トレの効果と、具体的な下半身筋トレの方法を一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.