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原因は加齢だけでない 眼瞼下垂、目のこすりすぎ注意

 日本経済新聞電子版

眠くないのに眠そうな目に見えてしまう。それはもしかすると、まぶたが十分に上がらなくなる「眼瞼(がんけん)下垂」かもしれない。加齢のほか、コンタクトレンズの長期使用といった刺激が原因になることもある。

まぶたを強くこする習慣のある人は要注意だという(写真はイメージ=123RF)

 眼瞼下垂は目を開けたときにまぶたが正常な位置より下がっている状態をいう。目の中央にある瞳孔の一部がまぶたで覆われ、視野が狭くなってしまう。

 生まれつきまぶたを上げる筋肉や神経に異常があるケースもあるが、その多くは加齢などが原因となって後天的に発症する。まぶたの下垂は通常少しずつ進んでいくため、まだ軽い初期の段階では自覚する人が少ない。加齢に伴う老化現象と考え、放置されがちな症状でもある。

 眼瞼下垂はどのようにして起こるのか。まぶたを持ち上げる筋肉(眼瞼挙筋)は薄い膜状の組織(眼瞼挙筋腱膜(けんまく))につながっており、さらにまぶたの縁にある板状の組織(瞼板(けんばん))にくっついている。

 「眼瞼挙筋腱膜が加齢とともに劣化し、ゆるんでいくことで、眼瞼挙筋の力が瞼板にうまく伝わらなくなる」。日本医科大学武蔵小杉病院眼科の村上正洋講師(眼形成外科)はまぶたが上がりにくくなる仕組みをこう解説する。

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