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尿路結石、運動不足や過食が誘発も コロナ下は要注意

 日本経済新聞電子版

体内の水分が不足して尿が濃くなると発症しやすいのが尿路結石。新型コロナウイルス禍での在宅勤務による運動不足や食生活の変化が誘発する可能性もあるという。激しい痛みを伴うだけに、気を付けたい。

写真はイメージ=123RF
写真はイメージ=123RF

 「最近は外出を控えるようになり、体を動かさなくなった」「在宅勤務のストレスでつい間食してしまう」。コロナ禍をきっかけに、適度な運動やバランスのとれた食生活が続けられなくなった人もいるだろう。こうした変化は生活習慣病の原因にもなりかねない。さらに「生活習慣病と尿路結石には相関関係がある」と指摘するのは千葉大学医学部付属病院(千葉市)の坂本信一医師(泌尿器科)。尿路結石の発症リスクが高まる可能性もあるという。

 尿路結石は男性の7人に1人、女性は15人に1人が発症するとのデータもある身近な病気だ。腎臓や尿管、膀胱(ぼうこう)、尿道といった尿の通り道(尿路)で、尿中のシュウ酸やカルシウムといった成分が固まって結石ができる。腰から脇腹や背中にかけて突然の激痛や血尿が起こることがある。

 「結石で尿管が詰まって尿の流れを塞ぐと、圧力の上昇や尿管のけいれんによって激しい痛みが起こる」と坂本医師は説明する。結石が尿管下部や尿道にあると、頻尿や残尿感、排尿痛といった症状もみられる。一方で結石が腎臓や膀胱にあって尿の流れを塞がない場合には多くが無症状だという。

 発症のリスクが高いのは肥満、尿酸値が高い、糖尿病、高血圧、高脂血症といった生活習慣病を抱える人だ。コロナ禍での生活習慣の変化を踏まえ、坂本医師は「運動不足や過食による肥満には特に注意が必要だ」と呼びかける。

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