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トピックス from 日経電子版

「休んでもだるい」 多い感染症、不眠はうつ病疑え

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 日本経済新聞電子版

免疫反応の結果

 圧倒的に多いのは感染症。風邪やインフルエンザだけでなく急性肝炎や結核にかかると非常にだるくなる。鈴木教授は「細菌やウイルスを排除しようと、サイトカインという物質が体の中に増える。この免疫反応がだるさの原因」と説明する。

 実はこのだるさは「エネルギー保持のため備わった体の働き」(鈴木教授)。だるいと、寝るなどして体を休ませ、細菌やウイルスに対抗するためのエネルギーを温存できる。インフルエンザは発熱、急性肝炎は皮膚や白目が黄色くなる黄だん、結核はせきと体重減少、寝汗などを伴う。

 ホルモンの異常、いわゆる内分泌系の病気もだるさを生じやすい。代表は甲状腺ホルモン量が多くなりすぎる甲状腺機能亢進(こうしん)症。バセドウ病が知られる。生坂教授は「食欲があるのに痩せてくる。イライラする。手が震える。汗をかきやすい」といった特徴を指摘する。

 喉が異常に渇くとか尿量の増加で病気に気づくことが多い糖尿病も、実はだるくなる頻度が高い。膵臓(すいぞう)から出るホルモンのインスリンが少なかったり、うまく働かなかったりで、血液の中のブドウ糖を細胞に取り込んでエネルギー源にできないためだ。

 だるさのほかに吐き気や食欲不振が伴うなら、慢性副腎皮質機能低下症が考えられる。左右の腎臓の上にある副腎から分泌するステロイドホルモンが慢性的に少なくなる病気だ。鈴木教授は「副腎機能が衰えると、だるいどころか血圧が下がり、命に関わることもある」と警告する。

 全身のさまざまな器官に慢性的に炎症が起きる膠原(こうげん)病もだるさが出る。膠原病とは関節リウマチや全身性エリテマトーデス(SLE)などを総称する。「関節痛や皮膚の湿疹を伴えば、これらの病気を疑う」(鈴木教授)

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