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トピックス from 日経電子版

座り過ぎは寿命縮める? 心臓病や糖尿病のリスク上昇

立ってパソコン操作、奨励する企業も

 日本経済新聞電子版

筋収縮がカギか

 座り過ぎはなぜ体に悪いのか。はっきりとは分かっていないが、下肢の筋肉を長時間使わないこととの関係が有力視されている。

 立ったり歩いたりすると、下肢の筋肉が収縮する。これに伴って体内で糖を運ぶ糖輸送体が移動し、血液から細胞への糖の取り込みを促す。また筋肉組織にある酵素を活性化させることで血液中からの中性脂肪の取り込みが促進されることが知られている。

 座っているときは筋収縮がほとんど起きないため、糖輸送体や酵素の働きが弱くなり、血液中の糖や中性脂肪の濃度が高まると考えられている。座り過ぎによって血管機能が低下する可能性も指摘されている。

 座り過ぎを解消するには、フジクラのように立ち仕事ができるデスクを使うなど作業環境を変えるのが一つの方法。長時間座らなければならない場合は30分に1回を目安に立ち上がり、連続して座らないようにするといいという。最近の研究によれば「単に立ち上がるだけでなく、少し歩いたり体を動かしたりすることが効果的」(岡さん)。

 1日に座っている時間は、世界的に見ても日本人はトップクラス。総労働時間は短くなりつつあるが、1日当たりの労働の密度が高くなり、デスクワークが長くなりがち。家でテレビを見たりスマートフォンを操作したりしているときも大抵は座っている。知らず知らずのうちに座り過ぎの生活になっていないか、まずチェックすることから始めたい。

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