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トピックス from 日経電子版

隠れ肥満にご用心 内臓脂肪リスク、細切れ運動で予防

 日本経済新聞電子版

 「男性で85センチメートルに達していなくても中高年期に急にウエストがきつくなれば内臓脂肪が蓄積されている顕著なサイン」。こう警鐘を鳴らすのは銀座泰江内科クリニック(東京・中央)の泰江慎太郎院長。女性も閉経後は次第に内臓脂肪がつきやすくなる。

 泰江院長は「内臓脂肪はたまりやすいけれど減りやすい」と語る。このため、皮下脂肪型肥満より食事や運動のダイエット効果が出やすい。

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 食事の指導ポイントは3つ。「寝る前3時間以内に飲食しない」「早食い禁物。ゆっくり食べる」「野菜類を積極的に取る」。食物繊維で腸内環境を整えることが内臓脂肪を有効に減らす。

 運動については日常生活の中で手軽に取り組める「細切れ運動」がお勧め。週1回ジムで3時間みっちりトレーニングするより「細切れの少ない運動でも、欠かさず毎日したほうがむしろ効果的」(泰江院長)。継続することで脂肪の燃焼効率が高まる。

 例えばデスクワークで座りっぱなしの人は30分に1度、スクワットの要領で椅子に座ったまま5~10回立ち上がる運動をしてみる。筋肉量の約60%は脚に集まっており、立ち上がるだけでも効率的にエネルギー消費ができる。

 ダイエット目標として宮崎所長は「3~6カ月で体重の3%減」を勧める。「3%減で血圧、血糖値、コレステロール値が十分改善することが判明している」(宮崎所長)。短期で大きく減量すると体重が再び増加しやすくなる。

 ダイエットは、痩せることだけを目的とするのではなく、食事と運動面で自分の生活習慣を見直すという意識で取り組むとよいだろう。

(ライター 大谷新)

[NIKKEIプラス1 2019年12月28日付]

この記事は、日本経済新聞電子版「病気・医療」からの転載です。

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