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トピックス from 日経電子版

隠れ肥満にご用心 内臓脂肪リスク、細切れ運動で予防

 日本経済新聞電子版

年末年始はつい食べ過ぎてしまうシーズン。注意したいのは皮下脂肪がつく肥満より、太ったようには見えない内臓脂肪が増える「隠れ肥満」だ。深刻な病気にかかるリスクも高いので、しっかり予防したい。

指でつまめるのは皮下脂肪。それよりも怖いのは内臓脂肪だ。写真はイメージ=(c)jedimaster-123RF

 肥満は体に必要以上の脂肪が蓄積された状態のこと。大きく分けて「皮下脂肪型」と「内臓脂肪型」の2つある。

[画像のクリックで拡大表示]

 「皮下脂肪型」は皮膚の下に脂肪が蓄積する。おなかやお尻などにある指でつまめるたるみが皮下脂肪だ。女性に多い。ひざや股関節などの障害や睡眠時無呼吸症候群を引き起こす要因となる。

 一方、腹筋の内側、肝臓や腸の周囲に脂肪がたまるのが「内臓脂肪型」だ。服を着るとそれほど太って見えず、体重と身長の関係から肥満度を示すBMI(Body Mass Index)の数値も正常とされることが多く「隠れ肥満」とも呼ばれている。こちらは男性に多い。

 2つのタイプの肥満のうち様々な病気のリスクが高いのは内臓脂肪型のほうだ。総合健診推進センター(東京・千代田)の宮崎滋所長は「内臓脂肪はサイトカインという物質を作り、そのうち有害なタイプは、高血圧、高血糖、高脂質に結びつき心筋梗塞、脳卒中などの発症リスクが高まる」と指摘。サイトカインは認知症との関連も明らかになっている。

 内臓脂肪型肥満を簡単にチェックできるのが、健康診断で実施されるウエスト周囲径(ヘソの高さの腹囲)の計測だ。男性で85センチメートル、女性で90センチメートル以上あると内臓脂肪型の可能性が高い。さらに血圧、血糖、脂質のうち2つ以上が基準値を超えていれば、「メタボリックシンドローム」と診断され、保健指導の対象となる。

 内臓脂肪型肥満は加齢によって起こる。人間の体は何もしなくても一定のエネルギーが消費され、これを基礎代謝と呼ぶ。基礎代謝量は20歳をピークに加齢とともに低下していく。また、年をとると運動量も少なくなりがちで内臓脂肪が蓄積されやすくなる。

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