日経グッデイ

朝夜5分 自律神経ダイエット

上手にリラックスモードへ切り替えられる4つの方法

一気に脱力するコツをつかんで副交感神経モードにする

激しい運動をしなくても、太りにくい体質が手に入る。それが、リバウンド知らずの自律神経ダイエット! 自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部 の小林弘幸教授が提唱する「自律神経セルエクササイズ」に挑戦してみよう。副交感神経が活性化してリラックスモードに切り替わり、「腸の動きも改善して、便秘が解消。腸内環境も整う」と、小林教授。1回5分。朝晩やって、太りにくい体質を手に入れて!

狭いスペースでOK! プレゼン前でも効果をすぐに実感

 これまで自律神経を「」や「体幹部」から整える方法を取り上げてきたが、今回は緊張したときや、仕事を終えて帰宅したときにお薦めの、瞬時に副交感神経を活性化する4つのメソッドを紹介しよう。

 時間に追われ、日々ストレスにさらされている私たちは、副交感神経の働きが上がりにくくなっている。さらに、加齢によっても、副交感神経は上がりにくくなる。「男性は30代から、女性は40代から副交感神経の働きが悪くなる」(順天堂大学医学部の小林弘幸教授)。

 それをカバーするには、日中もこまめにケアしておくことが望ましい。4つのメソッドはいずれも、オフィスのデスクやトイレでもさっとできてすぐに効く。緊張しやすいプレゼンの前などにも、ぜひ試して!

革靴やヒールで歩き回った日のリラックスメニュー 足首ぶらぶら

 足首から股関節まで、脚全体をリラックスさせると同時に、血流を促してむくみや冷えを解消。慣れてきたら支えなしで行うとバランストレーニングにもなり体幹の筋力がアップ。

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つま先立ちからフッ! 伸びて脱力

 全身をピンと真っすぐ伸ばしてから一気に脱力することで「交感神経が優位の状態を、一瞬で副交感神経が優位な状態に変えられ、全身をリラックスさせられる」(小林教授)。

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オフィスでもできる 即!リラックスできる技 丹田4:8呼吸

 腹式呼吸で、4秒かけて鼻から吸い、8秒かけて口から吐く。「特に長く吐くことを意識しながら呼吸をすると、副交感神経が上がってリラックスしやすい」(小林教授)。

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オフィスでもできる 即!リラックス技  ゆるみタッピング

 頭や顔のツボに指先でやさしく触れるタッピングで、副交感神経を活性化する。トントンしだすと不思議と体と心の緊張がゆるみ、気持ちの波が静まっていく。

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(取材・文:茅島奈緒深/写真:鈴木 宏/イラスト:三弓素青/モデル:下枝 愛)

小林弘幸さん
順天堂大学医学部 教授
小林弘幸さん 自律神経研究の第一人者。数多くのトップアスリートのコンディショニングとパフォーマンスの向上指導にかかわる。日本体育協会公認スポーツドクター。著書に『便秘・ダイエット・不眠・ストレスに効く!! セル・エクササイズ』(学研パブリッシング)ほか多数。

(出典:日経ヘルス2013年2月号)