激しい運動をしなくても、太りにくい体質が手に入る。それが、リバウンド知らずの自律神経ダイエット! 自律神経研究の第一人者である順天堂大学医学部 の小林弘幸教授が提唱する「自律神経セルエクササイズ」に挑戦してみよう。副交感神経が活性化してリラックスモードに切り替わり、「腸の動きも改善して、便秘が解消。腸内環境も整う」と、小林教授。1回5分。朝晩やって、太りにくい体質を手に入れて!
自律神経を整えるためには腸の刺激が大切
自律神経セルエクササイズでイチオシなのが、腸を刺激する「クロスつかみ回し」と「くびれメイク絞り」の2つ。
「外気温が下がる冬は交感神経が上がって、腸の動きをコントロールする副交感神経が下がりやすい。そのため腸の血流もぜん動運動も悪くなり、悪玉菌が繁殖しやすい環境になる。手でお腹をつかんだまま骨盤を回し、腸を押す、ひねるなどの刺激を与えるとよい」(順天堂大学医学部の小林弘幸教授)。
便秘じゃないから、「腸内環境に問題なし」と思うのはちょっと待って。「芋類や豆類を食べてお腹が張ったり、おならが臭い人も、腸内環境が悪い証拠」と小林教授。食物繊維や発酵食品も食べるように心がけよう。
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- 便秘解消に効果抜群! クロスつかみ回し