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ぐったり&もやもやが翌朝スッキリ! 深く眠る、元気に起きる睡眠術

深く眠って疲れ知らずの体に

眠りは体に備わるアンチエイジング機能

中高年になったらぐっすり眠る工夫を

 しかしながら、30代以降になると、眠りは浅くなる傾向があり、夜中に目が覚める中途覚醒が起こるなど、熟睡感も減ってしまう。加齢だけでなく、大きなストレスを抱えて眠れない場合も、やはり睡眠の質は下がる。

 ほかにも、成長ホルモンの分泌は年齢とともに減ることが知られているが、そもそも、成長ホルモンは最も深い眠りのときに、多く分泌される。だから眠りが浅くなると分泌も減ってしまうのだ。

 睡眠の時間を確保するのはもちろん重要だが、体と心を十分に休め、細胞の再生が進むように、ぐっすり深く眠る工夫をしていくこと。眠りが持つ本来の役割を知り、中高年以降は「質」にも目を向けていくことが、睡眠トラブルの悩みを解決する大切なカギになるのだ。

 次回は、睡眠の質を高めるカギになる「睡眠周期」と、それによってもたらされる7つの健康効果について紹介していく。


(写真:岡﨑健志/取材・文:村上富美)

内田 直さん
早稲田大学スポーツ科学 学術院 教授 医学博士
内田 直さん 1983年滋賀医科大学卒業。現在、「あべクリニック」(東京都荒川区)でカウンセリングも行う。「交感神経はそもそも頭と体を同時に動かすときに働くものだが、現代では頭ばかりを使う生活でバランスを崩しやすい。体側の自律神経を調えるためには運動が大切」
遠藤拓郎さん
スリープクリニック調布 院長
遠藤拓郎さん 1987年東京慈恵会医科大学卒業。睡眠トラブルの治療を数多く手がけ、テレビ雑誌などでも活躍。近著『朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!』(フォレスト出版)のタイトルどおり、自身は午前1時就寝~5時半起床の4時間半睡眠を実践する。

(出典:日経ヘルス2012年12月号)

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