ウォーキングの新常識は「ただ歩くだけではダメ!」
ダイエットもメタボ解消も、「有酸素運動+筋肉への刺激」がポイント
日経Gooday編集部
歩幅を「プラス10cm」するだけで筋トレ効果が!

筋肉に刺激を与えながら歩くには、ウォーキングに早歩きや階段上がりを組み込むほかに、「プラス10cm」の歩幅を心がけることも有効です。
老化予防に有効な運動に詳しい東京都健康長寿医療センター研究所の金憲経さんは、「歩幅が大きくなると自然にスピードが上がって、足圧も増し、筋トレ効果が期待できます。歩いているうちに、いつの間にか元の歩幅に戻るでしょうが、思い出すたびに『プラス10cm』 を思い出して、心がければ大丈夫です」とアドバイスします。
ダイエットも即効性の有酸素運動+筋トレで体型維持!

筋肉を鍛えることは、ダイエットにおいても重要です。一般には、体重を落とすためにはジョギング、ウォーキング、スイミングなどの有酸素運動が効果的といわれています。確かに有酸素運動には即効性がありますが、有酸素運動を止めた結果、徐々に体重がリバウンドしてしまう人も少なくありません。
少々食べても運動しなくてもよい状態を保てる「ダイエット体質」を手に入れる、つまり、エネルギー代謝が高く“太りにくい身体”になるために、有効なのは筋トレです。
なぜ筋トレはダイエットにおいても有効なのか? 詳しくは以下の記事で解説しています。
わざわざジムに通わなくても、意識すれば筋肉は鍛えられる

いかがでしたか? ウォーキングなどの有酸素運動をする上で、筋肉を鍛えることがいかに重要かが伝わったかと思います。
筋肉を鍛えるといっても、わざわざジムに通う必要はありません。上記でご紹介したように、ウォーキングに早歩きを取り入れる、上り坂や歩道橋を組み込む、オフィスや駅ではエレベーターやエスカレーターを使わず階段を使うなど、日常生活の小さな工夫でOKです。
日常生活で筋肉を鍛えるためのコツは、以下の記事でもご紹介しています。せっかく歩くのであれば、ぜひ「筋肉への適度な刺激」を意識して、颯爽と歩いてみてください!
◆ジム通いも道具もいらない! こうすれば足腰力はぐんぐんアップする
