40半ばにして初の人間ドック…で、後悔したこと
オプション検査はどう選べばいい?
池田 悟=日経Gooday
今年、日経Goodayへの配属が決まったのをきっかけに、人生初となる人間ドックを受けてみることにしました。40代半ばの中年男性にしては、幸い!? 再検査を要する項目はありませんでした。
しかしながら、人間ドックの受診に先立ち、頭を悩ませたのがたくさんある「オプション検査」の選び方。「脳ドック」をはじめ、「頚動脈エコー」「MRI検査」「がん腫瘍マーカー」…などなど。自分の年齢を考慮したときに、いったいどんな検査を選べばいいのか、どの検査を組み合わるのがお薦めなのか、まったく見当がつきません。受付で聞いてから決めればいいかと思い込んだまま当日を迎えると、「オプション検査は事前に予約が必要です」…とあっさり。
ちょうど懐も寂しかった時期だったので、通常の基本項目だけで済ませたものの、人生初の人間ドックは、毎年行われている「職場健診」とほとんど変わらない内容になってしまいました。思えば、今や「2人に1人」が、がんにかかり、「3人に1人」ががんで死ぬという時代。せめて「がん腫瘍マーカー」でも受けておくべきだったと後悔しきりです。
検査と言えば、今年は、DeNAやファンケルが新規参入したことで「遺伝子検査サービス」が話題になりました。現時点では、リスク評価の裏づけとなるエビデンスに少しばかり「難あり」との声も聞こえてきます。将来的な可能性は大きいと思いますし、個人的には興味があるものの、受けるならまずはがん検診が先でしょうか。懐事情の問題もありますし…。
日経Goodayではこれまで、検査に関するコンテンツも多く公開してきました。下にその一部をご紹介しますが、私も「初ドック」を記念(?)して、もう一度読み返してみたいと思います。
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