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Gooday 通信

「お腹を凹ませたいなら、腹筋100回よりまず歩こう!」

パーソナルトレーナー・中野ジェームズ修一さん IN 「エコプロダクツ2014」

 日経Gooday編集部

運動を30分するなら「10分×3回」のほうがやせやすい

中野 「ここで紹介したメソッドは、みなさんが将来的にロコモティブシンドロームになる可能性が高いかどうかを判定できる方法にもなっています。椅子から片脚で立つ、片脚で立ったままくつ下を履く。生活に必要なこんな動作がつらいと感じている人、できなかった人は、60歳、70歳を過ぎたら介護が必要になる可能性が高いのです。近い将来、そうした高齢者が『5人のうち4人』になるともいわれています」

池田 「すごい数字ですね」

中野 「これから世の中はもっと便利になります。もしかすると、家から一歩も外に出なくても生活できるようになるかもしれません。同時に医学も進歩して、平均寿命が90歳、100歳まで伸びるともいわれています。もしも70歳で介護が必要になったら…。残り20年以上は介護が必要になるのです。なかには『iPS細胞の開発が進めば、それで筋肉を作ればいいのではないか』という人もいます、iPSでは骨格筋は作ったり、増やしたりはできません(笑)。すると自分で筋肉を鍛えるしかない。それは生活の中で心がけるしかない。椅子から片脚で立つ、靴下は片脚で立って履く、外にいるときは極力歩く。たったそれだけなのです」

「たまたまトークライブ会場の前を通りかかり、面白そうだったので足を止めて聞いてみました。『運動は20分以上続けないと効果がないというのはウソ』『上半身の筋肉量は20歳の頃からあまり減らない』という話は、とても新鮮で驚きました。片脚で下半身を鍛えるメソッドは、ダンスの指導にも役立てられそうです」(大野陽子さん・仮名、35歳、ダンスインストラクター)
[画像のクリックで拡大表示]

池田 「メタボを解消するのは生活習慣病を防ぐだけではなく、ロコモ防止にもつながるのですね。そのためにも、まずはウォーキングが最適との話ですが、歩くときのポイントや運動する時間は何に気をつければいいですか」

中野 「ウォーキングでは大きく手を振り、意識的に歩幅も大きくします。体重の負荷を少し感じながら、ひざを曲げましょう。やや息が上がるぐらいの速さで歩きます。かつては20分以上続けて有酸素運動をしないと脂肪が燃焼しないと考えられていましたが、最近の研究では1日計30分、こまめに運動をするほうが、まとめて行うよりも脂肪燃焼率が上がるとのデータもあります。体を一度動かすと、その余熱で脂肪が燃え続ける。例えば10分を3回に分けて歩く。朝の通勤で10分、昼休みに10分、帰宅で10分ならば、無理せず歩けると思います」

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