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Gooday 通信

「酒好き医師」の著者が教える、女性の最高の飲み方とは?

【WOMAN EXPO TOKYO 2019 Winter】最新研究から分かった体にいい飲み方

 伊藤和弘=ライター

女性が特にお酒に注意すべき3つのフェーズとは?

 女性は特にお酒に注意しなければいけない時期がある。「生理中」「妊娠中」「更年期」だ。

女性が飲酒で気をつけるべき3つの時期
生理生理前PMS(月経前症候群)の不調から逃れるためにアルコールに頼るのは避ける
生理中アルコールが生理中の症状を助長。酒量は控えめに
妊娠妊娠中の飲酒は厳禁。赤ちゃんに障害を与える可能性も
更年期精神的な不調から逃れるためにお酒に頼るのは危険。代謝の減少で太りやすいため、糖質の少ないお酒を選ぶ

 「私にも覚えがあるのですが、PMS(月経前症候群)の不調から逃れようとお酒を飲むと、むしろイライラが強くなります。アルコールで血行が良くなると経血の量が増えるリスクもありますし、頭痛や吐き気など生理中の症状も助長されやすいので、酒量は控えめにしてください」(葉石さん)

 わざわざ言うまでもなく、妊娠中の「禁酒」(それに禁煙)は常識だろう。お酒を飲むと胎児に悪影響をもたらす可能性がある。

 もう1つは更年期だ。心身の不調から逃れるためにお酒に頼るのは危険だし、代謝が悪くなって太りやすくなっている。

 「私は更年期で、一時期8kg太って、1年間かけて戻しました(笑)。太らないように糖質の少ないお酒を選び、おつまみの糖質にも注意しましょう」(葉石さん)

 緩やかな糖質制限「ロカボ」を提唱している北里大学北里研究所病院 糖尿病センター長の山田悟医師は、最近クローズアップされている食後高血糖を防ぐためにも、1日当たりの糖質量を70~130g以内(間食10gを含む)に抑えることを推奨している。

糖質が少ないお酒はどれ?

 では、日ごろ楽しんでいる各お酒には、どのくらい糖質が含まれているのだろうか。

主なお酒に含まれる糖質量(100g当たり)
※糖質量は「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」に掲載されている炭水化物から食物繊維を除いて算出

 このグラフにあるように、女性に人気の甘いお酒、例えば梅酒などは驚くほど糖質が多い。一方、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒はほとんど糖質が入っていない。日本酒やビールなどの醸造酒は糖質を含むが、その中ではワインは少ない。つまり、ハイボール(ウイスキーのソーダ割り)やワインは「糖質が少ないお酒」だ。

 お酒だけでなく、お酒を飲むときに食べる「おつまみ」の糖質にも注意したい。糖質が少なく、たんぱく質が多いものがいい。居酒屋などで、最初からポテトサラダを頼む人もいるが、サラダといいながらも糖質が多いのでNG。枝豆、唐揚げ、豆腐(冷ややっこ)、焼鳥(塩)、刺身、カルパッチョなど糖質が少ないメニューを選ぼう。

 葉石さんは「私は食品の糖質の量を計算してくれる『糖質カウンター』というアプリをスマホに入れて注意しています」と話す。なお、焼きそば、焼きおにぎり、ピザなど、糖質が多いおつまみを食べたい場合は、最後にするのがお勧めだという。

 葉石さんがお勧めの豆腐レシピも紹介してくれた。「冷ややっこに岩塩とオリーブオイルをかけるとおいしくて、あらゆるお酒に合います。オイルを使ったおつまみを食べると、胃でのお酒の滞留時間が長くなり、(アルコールが主に吸収される)小腸に行く時間を遅らせてくれるので、アルコールの吸収が緩やかになります」(葉石さん)

 また、お酒が好きな人は中性脂肪の数値が高くなりやすい。アルコール自体に中性脂肪を上げる作用があるが、糖質のとり過ぎも中性脂肪を上昇させる大きな要因になるので、一緒に食べるおつまみの糖質には気をつけたほうがいい。

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