健康習慣を長続きさせる秘訣は「腹八分目」
日経Gooday オープン記念Talk Liveリポート
去る11月14日、日経本社で行われた「日経Gooday オープン記念Talk Live」。日経Goodayで人気の連載『草野仁の苔ない男』でおなじみのキャスター草野仁さん、編集部員の挑戦企画『走り亀~ヘタレランナー フルマラソンへの道~』のコーチ役を務めるランニングアドバイザーの真鍋未央さんの2人を迎えて、笑いにあふれる健康トークが繰り広げられました。当日の模様の一部を読者のみなさんにお届けします。
体にいいことを実践できるコンテンツがいっぱい
「カラダにいいこと、毎日プラス」をコンセプトに、今年10月10日にオープンした日経Gooday。まずは編集長の米田勝一が、冒頭のあいさつを兼ねて 日経Goodayのコンセプトを説明。「(1)知って納得、(2)気軽にできる、(3)やって楽しい、を意識しながらコンテンツ作りに取り組んでいます。健康寿命の延伸が国家的な課題となるなか、日経グループをあげて、皆さんの健康をサポートしていきます」(米田)。
「ゴルフやマラソン、水泳、サイクリングなどに編集部員自らが挑戦する企画のほか、簡単にできるエクササイズやストレッチなどの実践的なメソッド、低カロリーなレシピ、カラダの仕組みに関するトリビア的なコラムなど、体にいいコンテンツを日々更新しています。『家庭の医学』『病院で受ける検査事典』『サプリメント事典』といった検索・辞書機能も合わせて、皆さんの健康習慣づくりに役立ててください」と続けた。
「ロケ弁のご飯を半分残すようにしました」(草野)
第2部のトークライブでは、会場のみなさんがお待ちかねのゲスト2名が登場! キャスターの草野仁さん、ランニングアドバイザーの真鍋未央さんが日ごろから実践している健康習慣を熱く語ってくれた。
米田 「今年で70歳になられた草野さんは、驚異の若々しさを保っていらっしゃいますが、ご自身の健康のために意識されていることはなんでしょうか?」
草野 「まず、第一に気を付けているのは食生活です。豊かな社会の中に生きる私たちは、どうしても摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまいやすく、内臓脂肪が増えやすいからです」
米田 「普段の食事ではどんなことに気を遣われているのですか?」
草野 「ごはんや麺、パン類といった炭水化物、つまり糖質を少し減らすように心掛けています。たとえば仕事場で食べるロケ弁は、食べる前に半分仕切りをし、半分残す、という“ちょい残し”をするようにしました。他のおかず類はきっちりと食べられるので、我慢するというような意識はなく、スムーズになじむことができましたよ。これだけのことで1年間でおよそ6~7キロも体重が減って、少し多めだった内臓脂肪も正常値に戻りました」
米田 「すごい効果ですね!驚きました。真鍋さんはランニングコーチでいらっしゃいますが、食生活に関しては生徒さんにはどのようにアドバイスをされていますか?」