体の硬さと仕事の手堅さは比例する?
アラフィフおやじ、前屈で指先が床につくようになりました
米田勝一=日経Gooday編集長
「体の硬さと仕事の手堅さは比例する」。周囲に体の硬さをからかわれるときには、こう言い返すようにしています。当たり前ですが、体の硬さと仕事の手堅さは全く関係ありません…たぶん。
小さいころから、体の硬さには自信があります。床に座って、膝を伸ばしたまま開脚し、前屈…しようとしても、逆にそのまま後ろに倒れます。そもそも、膝を伸ばしたまま開脚するだけでも、自分にとっては至難の業。また、右手と左手を、左右上下に違えて背中で組もうとしても、双方の指先の間には100万光年ほどの距離があります。ちなみに、仕事の手堅さについては、全く自信はありません。
そんな自分ですが、ここ1カ月ほど、寝る前にストレッチをするようにしています。きっかけは、「走り亀 ~ヘタレランナー フルマラソンへの道~ 」で、ヘタレアラフォー女性部員・カメ子のコーチをしていただいている真鍋未央さんに、「毎日やれば、必ず柔らかくなりますよ。それに、気持ちいいですし」と言われたこと。職場におけるカメ子ら部員からの進言・愚痴類は全く耳に入らない自分ではありますが、相手次第では、結構従順だったりします。
ということで、ものは試しとばかりに続けてみたら、なんと、1カ月ほどで、前屈の際に指先が床につくように。「そんなの普通でしょ」と思われるでしょうが、小学生時代から“定位置”は「くるぶし」だったのですから、劇的な進歩です。
運動の際に体を滑らかに動かす上でも、けがを予防する上でも、肩こりや腰痛を改善する上でも、ストレッチは大切です。と言うことで、日経Goodayでこれまで紹介したストレッチ関連コンテンツを以下に紹介いたしました。無理しなければとっても気持ちいいですし、わずかな時間を使って自宅で気軽にやることもできます。ぜひ一度、お試しください。
ちなみに、私の次なる目標は、前屈で手のひらが床につくようになること。達成したら、また報告しようと思います。誰も知りたくはないでしょうが。

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