道端カレンさん「運動は継続しやすいことを。私は朝の体操番組がきっかけでした」
「骨盤底筋の衰えが老化を進める」 Gooday流ビューティフルエイジング・セミナー【後編】
整形外科医の中村格子先生とトップモデルの道端カレンさんをお招きし、7月28日に開催された日経Goodayリニューアル記念セミナー。中村格子先生による第一部「美しくエイジングするために知っておきたいイロハ」に引き続いて、第二部では、会場のみなさんのお待ちかね、中村格子先生と道端カレンさんを迎えて「本音トーク!~無理なく、ビューティフルエイジング」が始まりました。ファシリテーターは日経Goodayの藤井省吾発行人。なんとカレンさんは、2人目出産後にラジオ体操の愛好家だったこともわかり、会場は盛り上がりました。
道端カレンさん「出産を機にダイエットしましたが…」
藤井省吾発行人(以下、藤井)「カレンさんは、お仕事に、2人のお子さんの子育てに、と忙しい日々を過ごしながら、7月19日に開催された『第23回長崎西海トライアスロン』の一般女子の部でなんと総合2位という輝かしい記録を打ち立てられました(会場から大きな拍手)。現在36歳にして素晴らしいスタイルを維持されているカレンさんですが、体作りについてモットーとされていることは何でしょうか?」
道端カレンさん(以下、道端)「私は職業柄、外見的なことを聞かれることが多いのですが、やはり健康的な生活や体の内側作りをおろそかにしては、外側を美しくすることはできないと思ってます。どんなに高価な美容液を塗っても、睡眠不足だと肌に現れます。食事、運動、そして休息。その3つを大切にしています」
中村格子先生(以下、中村)「基本に忠実ですね、素晴らしいと思います。何かをやろうという意欲も、体力がなかったり疲れてしまうと、なかなか出てこないですから」

藤井「カレンさんはモデルとしても活動歴が長いのですが、たとえばこれまで、体重管理に関してはどのようになさってきたのですか?」
道端「私は1994年にデビューしましたが、当時のモデル業界には『細ければいい』という風潮がありました。でも、2000年ごろから、ワークアウトをして腹筋を鍛えている海外のモデルさんが注目されたり、細すぎるモデルはショーでは使わないとされたことが話題になるなど、業界の考え方も変化してきました。私が運動を始めたのは、25歳で1人目を出産したとき。10キロ増えた体重を戻したいと思って、運動に取り組んだのですが、なかなか落ちなくて…。そこで、ヨガを始めたりパーソナルトレーナーに指導していただく中で、運動に目覚めました。運動をすると、体が、健康になるような食べ物を自然と欲するみたい。いい循環ができているのかなと思います。そうやって自分の体を整えていけるといいなと思っているんです」
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- 道端カレンさん「きっかけは朝の体操番組」