中村格子さん「若々しさの源は骨と筋肉、いい姿勢」
「老け見えの原因は抗重力筋の衰え」 Gooday流ビューティフルエイジング・セミナーより【前編】
日経Gooday編集部
講演の結びに、冒頭でご紹介した“エイジングを加速させる、やりがちNG”について、中村先生からのおさらい。こうして「Gooday流ビューティフルエイジング~無理なく、楽しく美しく~」の第1部が盛況のうちに終了しました。
“エイジングを加速させる、やりがちNG”
【NG1】体重が少ない方が若く見えると思っている
→ 筋肉がバランス良くついた体はある程度の重みがあるもの。体重を減らすだけのダイエットは筋肉量を減らす原因になるので要注意。
【NG2】20代のころと同じ「短期間集中ダイエット」を繰り返している
→ 年齢に即した運動、食事内容をかしこく選ぶことが必要。「○○だけダイエット」というものは絶えず流行しているが、エビデンスがしっかり出ているものだけを信じるようにしてほしい。
【NG3】肌や体型を美しくするために外にでない、運動もしない
→ 1日最低2000歩以上は、屋外で歩きましょう。
【NG4】お肉やフルーツは太るから食べない
→ 皮膚や血管内皮、筋肉、骨の若さの維持のためにタンパク質は不可欠。特に運動の後、30分~2時間以内にタンパク質をとると体内で合成が進む。フルーツや野菜も代謝アップに不可欠なのでしっかりとる。
※)次回は、モデルの道端カレンさんをお迎えして、クロストーク「本音トーク!~無理なく、ビューティフルエイジング」の模様をお届けします。
(まとめ:柳本操=ライター/撮影:村田わかな)
Dr.KAKUKO Sports Clinic 院長 整形外科医・医学博士 横浜市立大学整形外科客員教授 よこはま健康づくり広報大使

セミナー協力:株式会社サンギ