シニアの2人に1人は週1回ウォーキングを実施
ウォーキング人口は過去20年で2倍に増加、ここ数年は微減傾向
日経Gooday編集部
ウォーキング人口は過去20年で2倍に増加しており、特にシニア層が牽引している――。近年のウォーキング習慣の実態が笹川スポーツ財団の調査結果から明らかになった。

笹川スポーツ財団は昨年6月~7月に、全国の18歳以上の男女3000人を対象にした『スポーツライフに関する調査2016 』を実施した。同財団は9月14日、敬老の日を前に、高齢者を含む成人の散歩・ウォーキングの実施状況について、過去20年間の推移と年代別の分析結果を発表した(発表資料はこちら)。
それによると、散歩・ウォーキングを年1回以上実施する人の比率は、2016年で44.2%、推計人口は4592万人となった。1996年の実施率は22.3%、推計人口は2141万人なので、ほぼ2倍に増えていることになる。
ただし、散歩・ウォーキングの実施比率は、2010年の47.5%をピークに緩やかな減少傾向にある。また、週1回以上散歩・ウォーキングを実施する人の比率は、2016年で32.5%(推計人口で3376万人)となっている。こちらも2010年以降、緩やかな減少傾向にある。
