日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > スポーツ・エクササイズ  > Gooday 通信  > 五輪選手のようにエレガントに泳ぐ! 中央大監督の名コーチングを厳選
印刷

Gooday 通信

五輪選手のようにエレガントに泳ぐ! 中央大監督の名コーチングを厳選

日経Gooday「100m『美メドレー』への道」でクロール、背泳ぎ、平泳ぎが完成

 リオデジャネイロ五輪で日本代表の金藤理絵選手が、女子200m平泳ぎで見事に金メダルを獲得しました。1992年のバルセロナ五輪で岩崎恭子さんが獲得して以来、6大会ぶりの快挙だそうです。こうしたトップクラスの選手たちの泳ぎを見ていて感じるのは、泳ぎが速くて力強いだけではなく、フォームがとても美しいことではないでしょうか。

 日経Goodayでは、2000年シドニー五輪の女子400mメドレーリレー(平泳ぎ)で銅メダルを獲得した田中雅美さんを育成した、中央大学水泳部の高橋雄介監督に編集部員I(私)がメドレーを教わる企画をお届けしています。スピードを上げるのは一朝一夕にはいきませんが、泳ぎを美しく見せることを目標に置いて、比較的習得しやすいコツを教わり続けてきました。

 今日のGooday通信では、五輪の中継を見て「自分もエレガントな泳ぎをマスターしたい!」と思った方々に向けて、これまで編集部員Iがマスター?してきたクロール、背泳ぎ、平泳ぎのツボを厳選してお伝えします。

どの泳法でも大事な「パッ」「ハー」「ウン」の呼吸法

 まず最初にお伝えしたいのは、どの泳法であっても、息を「パッ」と吐いて「ハー」と吸い込み、「ウン」と息を止める呼吸法を修得することが非常に大切ということです。素早く息継ぎをして、「ウン」で息を止めることにより、肺が浮袋の役割を果たすようになって、水面付近で下半身が沈まないフラットな姿勢を保てるようになります。これを体得することで、推進効率が良くなり、顔が沈まず息継ぎも楽になるので、長く泳いでも疲れにくくなりました。

 個人的に特にオドロキだったのは、いつでも息継ぎができると思える背泳ぎでも、この「パッ」「ハー」「ウン」の呼吸法を行うことによって、ずいぶんと楽に浮き続けられるようになったことでした。この呼吸法は日本ではあまり浸透していませんが、ぜひお試しいただきたいメソッドです。

 コラムはこちらをクリック
 水中で正しい姿勢を保つ呼吸とお腹の関係とは
 体が沈まず、スイスイ腕を回せる「横呼吸」を体得!
 背泳ぎで楽に浮くには「パッ」「ハー」「ウン」の呼吸法

ストロークは単なる腕回しではない

 続いて、大事だと感じたことは、腕で水をかくストロークでは、力を入れるべきところと抜くべきところを意識した、メリハリのある動きをすることです。編集部員Iは、クロールも背泳ぎも、肩を中心として腕を単にぐるぐると回転させる動きで当初は泳いでいましたが、これではエネルギーを浪費するだけで、見た目が格好悪く、スピードも上がりません。

 具体的に説明すると、例えばクロールでは、水を後方へかく行程で肘を軽く曲げ、手のひらで水を力強くつかまえるようにします。しかし、後方から前方へ手を戻す行程では、逆に力を抜くことで動きがスムーズになり、見た目も美しくなるのです。

 コラムはこちらをクリック
 美しいクロールのハイライト、水上で腕を戻す動きを学ぶ
 ゆったりとしたリカバリーで優雅なクロールに進化

 肩を中心として腕を単にぐるぐると回転させる動かし方は、クロールだけでなく、背泳ぎでも誤りでした。確かに水上では、真上に向かって半円を書くように腕を回転させますが、水中では腕の回転の方向が変わり、水面にほぼ沿うように手のひらで水をかく動きになるのです。高橋監督はこの動きを「ボートのオールで水面近くをかくイメージで」と教えてくれましたが、このストロークがまさに効果てきめん。背泳ぎの推進力が高まったことでますます沈みにくくなり、泳ぐ姿勢に加えてスピードも改善されたのです。

 コラムはこちらをクリック
 目一杯伸ばした腕で大きく半円を描く背泳ぎで25mを完泳

水をかいた後はストレッチングタイムで「スー」と伸びる

 そして、これまでの自分の泳ぎを大きく変えたのは、クロールや平泳ぎなどでかいた腕を水の中に入れる際に、その腕を前に伸ばして「スー」としばらく進む「ストレッチングタイム」を取り入れることでした。それまでは、少しでも早く泳ぎきろうとして両腕を力任せにかき続けていたのですが、必死さが丸出しの泳ぎになってしまい、美しさはみじんも感じられませんでした。ストレッチングタイムをマスターすると、魚のように水中の動きを楽しんでいるような雰囲気をかもし出せるようになります。

 コラムはこちらをクリック
 ストレッチングタイムでスーッと伸びる泳ぎを習得
 【動画で納得】「小さくかいて」「長く伸びる」 この2つで平泳ぎが見違える!

 以上、この夏に是非お試しいただきたい、高橋監督の必読・名コーチングをお伝えしました。泳ぎの見た目アップのお役に立てれば幸いです。

 最先端の水泳テクニックを記者が体験しながらお伝えする、好評連載「50歳直前ペーパースイマー、100m『美メドレー』への道」を最初から通してお読みになりたい方はこちらからどうぞ。

 なお、最後のバタフライ編は、近々公開予定です。もう少々お待ちくださいますようお願い致します。

RELATED ARTICLES関連する記事

スポーツ・エクササイズカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 女性の「尿漏れ」「頻尿」には骨盤底筋トレーニングが効く!

    トイレに行く回数が多い、くしゃみをすると少し漏らしてしまう、突然尿意に襲われて我慢できない…。女性の尿の悩みは、「頻尿」や「尿漏れ(尿失禁)」が多いのが特徴だ。これらを改善するにはどうすればいいのだろうか?

  • 男性も無関係ではない骨粗鬆症、飲酒・喫煙・高血糖はリスク

    骨がスカスカになってもろくなり、骨折の危険性が増すのが「骨粗鬆症」だ。急速な高齢化に伴って患者数が増えており、日本骨粗鬆症学会などによると、日本における患者数は現在1300万人と推定されている。骨粗鬆症というと女性のイメージがあるが、男性の患者数は300万人と見られている。本特集では、骨粗鬆症が起きる仕組みから、気をつけたい生活習慣、そして骨を強くするための対策までを一挙に紹介する。

  • 「股関節」は全身の要! 股関節の状態が健康寿命を左右する

    自分の足で歩ける体を維持したいなら、筋肉はもちろん、体を支える骨とその骨同士をつなぐ関節の維持が極めて重要だ。特に上半身と下半身をつなぐ股関節は、人間の体の中で最も大きな関節で、体の中で最も酷使されている関節の一つ。股関節を維持できるかどうかが、「歩く力」の維持に重要となってくる。本特集では、股関節の基礎知識から健康の保ち方までを一挙に紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2019 Nikkei Inc. All rights reserved.