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Gooday 通信

優雅なクロールに大変身! 中大水泳部・高橋監督の名コーチング・セレクション

【50歳直前ペーパースイマー、100m「美メドレー」への道】ダイジェスト

 稲川哲浩=日経Gooday

記者のストロークの動きをプールの底から指導してくれた高橋監督

 東京では例年以上の猛暑が続いていますが、水泳を楽しむにはうってつけの季節です。

 今回のGooday通信では、連載『50歳直前ペーパースイマー、100m「美メドレー」への道』の執筆を通じて、記者が中央大学水泳部の高橋雄介監督から学んだ最先端の水泳テクニックの中から、クロールの泳ぎ方を大きく変えたポイント「4つ」をセレクトしてお伝えします。残り少なくなった夏の日に、自ら美しいクロールをマスターしたい方や、お子様のご指導の参考にしたい方などのお役に立てれば幸いです。

 まず最初にお伝えしたいのは、連載でも再三登場した「パッ」「ハー」「ウン」という表現に集約される、呼吸法を修得することが非常に大切ということです。素早く息継ぎをして、「ウン」で息を止めることにより肺が浮袋の役割を果たすようになって、水面付近でフラットな姿勢を保てるようになります。これを体得することで、推進効率が良くなり、顔が沈まず息継ぎも楽になるので、長く泳いでも疲れにくくなりました。

◎ポイント1 「パッ」「ハー」「ウン」の呼吸法に関する記事
 水中で正しい姿勢を保つ呼吸とお腹の関係とは
 体が沈まず、スイスイ腕を回せる「横呼吸」を体得!

 続いて、記者のこれまでの泳ぎを大きく変えたのは、クロールでかいた腕を水の中に入れる際に、その腕を前に伸ばして「スー」と体を水中でしばらく進める「ストレッチングタイム」を取り入れることでした。それまでは、少しでも早く泳ぎきろうとして両腕を力任せにかき続けていましたが、これだと優雅なクロールには程遠く、周りの人たちから見れば、「必死さ丸出し」の泳ぎになってしまいます。ストレッチングタイムをマスターすることは、無駄な力を抜くことにもつながり、まるで魚が泳ぎを楽しんでいるような雰囲気をかもし出せるようになります。

◎ポイント2 「ストレッチングタイム」に関する記事
 ストレッチングタイムでスーッと伸びる泳ぎを習得

 力を抜くことが大事な場面はもう一つあります。それは、水中でかいた腕を水上に出して前方へ戻す「リリース」「リカバリー」と呼ばれる動きです。ここでは推進力を生むわけではないのに、記者の場合、水中で力任せに動かす腕の力が抜けずに、どうしても硬い動きになっていました。水上での腕の動きを優雅に見せるコツは、肩甲骨主導で腕を回しながら、指先や手首の力は抜くことです。そうすることで、肩が回りやすくなり、ゆったりした柔らかい印象のクロールに近づいていきます。

◎ポイント3 「リリース」「リカバリー」に関する記事
 美しいクロールのハイライト、水上で腕を戻す動きを学ぶ
 ゆったりとしたリカバリーで優雅なクロールに進化

 最後に紹介したいのは、腕のストローク1回につき、キックを1回入れるという「2ビート」のクロールです。恐らく水泳をきちんと習ったことのある人でなければ、腕と脚を一定のタイミングで同期させるとは、考えてみたことすらないでしょう。この指導を受けて、私もバチャバチャしたバタ足のクロールから、「シュワーシュワー」という音がする魚のような泳ぎに変身できました。難易度は少々高いですが、これは玄人感が満載のお勧めテクニックです。

◎ポイント4 「ストロークとキックの同期」に関する記事
 ストロークとキックの動きをバッチリ同期

 以上、この夏に是非お試しいただきたい、高橋監督直伝の「優雅なクロールに大変身」するための極意をお伝えしました。

 最先端の水泳テクニックを記者が体験しながらお伝えする、好評連載「50歳直前ペーパースイマー、100m「美メドレー」への道」を最初から通してお読みになりたい方はこちらからどうぞ。

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