日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > Gooday 通信  > 夏の疲れをカレーで撃退しよう  > 3ページ
印刷

Gooday 通信

夏の疲れをカレーで撃退しよう

カレーは“究極の健康食”の一つだった

 日経Gooday編集部

カレーのチカラをグレードアップさせる秘訣

不足しがちなたんぱく質・ビタミン・ミネラルはカレーの具材で補おう

 「朝カレー」をより効果的にするためには、カレーの具材やつけあわせ、サイドメニューなどもポイントになります。カレーに含まれるスパイスは、夏バテの原因となる自律神経の乱れや代謝の低下などに効果がありますが、スパイスだけで不足する栄養素を補うことは難しいからです。

 夏バテの原因の一つにエネルギー不足があります。ご存じのように、エネルギーは、主にご飯やパンなど主食の糖質から作られます。この糖質がエネルギーに変わるときに必要とされるのがビタミンB1。管理栄養士の牧野直子さんは、「ビタミンB1は水溶性で、体内に蓄積しておけないので、汗をかく夏は不足しがちです」と話します。

 「ビタミンB1を強化したカレーなら、大豆とひき肉のキーマカレーなどがいいでしょう」(牧野さん)。ビタミンB1が豊富な食材といえば、肉類なら豚肉、魚ならカツオや紅鮭、そのほか大豆などが挙げられます。主食なら玄米や胚芽米、全粒粉のパンなどにも多く含まれています。

 ビタミンB1は、にんにく、たまねぎ、ニラなどの香り成分であるアリシンと結合すると、水に溶けにくくなり、長時間にわたる効果が期待できます。ビタミンB1を効果的に摂取するためには、にんにくや玉ねぎを一緒にとるのがおすすめです。

夏の疲れに効くカレー、さらなるパワーアップに必要な具材やつけあわせは? (c)jreika -123rf

 夏に積極的にとりたい栄養素の一つにビタミンCがあります。この成分も汗とともに失われてしまうので夏は不足しがち。「ビタミンCは、ストレスを感じると消耗されます。強い日差しや室内外の温度差も、体にダメージを与えるストレスとなります。また、紫外線によってできるシミやソバカスの改善にもビタミンCが必要です」と牧野さん。ビタミンCの抗酸化作用は免疫力向上にもつながるそうです。暑い時期に旬を迎えるピーマンやししとう、ゴーヤなどといった夏野菜にはビタミンCが豊富に含まれています。

疲労回復には酢酸・クエン酸、ミネラル補給には生野菜や果物

 カレーのつけ合わせに、野菜のピクルスなど“酸味がある”ものもお勧めです。「酸味は、酢酸やクエン酸によるもの。これらの成分には、疲労物質と呼ばれる乳酸が、体にたまらないように取り除いたりする働きがあります」(牧野さん)。酢酸やクエン酸は胃腸の働きを活発にするので、食欲不振の解消にもつながるそうです。酸っぱいものを食べたり、匂いを嗅いだりすると出てくる唾液も、消化を助ける働きがあります。

 また、夏バテの原因の一つに、カリウム不足があります。体がだるい、力が入らないというのは、カリウム不足で起こる不調です。夏場は汗とともにカリウムが排出されやすい。さらに、カリウムが足りないと足がつることも。足がつるのは、冷房で冷えたせいだけではないのです。

 牧野さんによると、カリウムを摂取するには、生野菜を食べるとよいそうです。野菜サラダをサイドメニューにするといいでしょう。果物にもカリウムは多く含まれているので、デザートで食べるならそれでもOKです。

 牧野さんは、カレーを飽きずに食べるためには、そうめんや冷や麦、うどんなどに合わせて食べるのもいいと話します。「めんつゆにカレーのスパイスを入れるだけでも、効果はあります」(牧野さん)。毎回具材が同じだと飽きるので、具材にも変化をつけるといいでしょう。

 カレーを日々の食生活にうまく取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!

先頭へ

前へ

3/3 page

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 認知症のリスクを下げる食事のポイントは?

    近年の研究から、認知症リスクは生活習慣によって大きく変わることが分かってきた。中でも重要なのが食生活だ。米国の最新食事法をきちんと実践した人は、認知症の発症リスクが最大53%低かったという驚きの結果も出ている。では、具体的にどのような食生活にすればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、最新研究に基づいた「認知症を遠ざける食事」のポイントを紹介しよう。

  • 宴会で「尿酸値・血糖値・中性脂肪」を上げない賢い飲み方

    年末年始や年度の変わり目など、宴会が増える季節に、楽しくお酒を飲みながらふと頭をよぎるのが、「体重の増加」と「気になる検査値への影響」ではないだろうか。暴飲暴食が続くとさまざまな検査値に影響が及ぶ。今回は、働き盛りの世代に身近な「尿酸値」「血糖値」「中性脂肪」を上げないための、宴会での上手な飲み方・食べ方のコツをまとめた。

  • 青魚のDHAやEPAで、血管を若返らせて、メタボも抑制!

    サバ、イワシなどの「青魚」の健康効果が注目されている。青魚にたっぷり含まれるDHAやEPAは、血管を若返らせ、メタボを抑制したり、認知症のリスクを下げる効果も期待できる。手軽に食べられる「サバ缶」や「イワシ缶」も人気で、カルシウムもしっかりとれるため、骨粗鬆症の予防にもなる。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

人生100年時代プロジェクト 日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.