日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > Gooday 通信  > イライラ、疲れ、肩こり、頭痛…季節の変わり目、不調を癒す漢方薬  > 5ページ目
印刷

Gooday 通信

イライラ、疲れ、肩こり、頭痛…季節の変わり目、不調を癒す漢方薬

好評連載「幸福薬局・幸井俊高の しあわせ漢方」まとめ

【肩こり・首こり】 漢方薬で体の内側から筋肉のこりをほぐす

漢方薬は、凝りを一時的に解消するのではなく、筋肉が緊張して硬いままになっている「肩こり体質」を改善していきます。(©Eric Gevaert -123rf)

 人の頭は5kgほどの重さがあります。座っているときや立っているときは、それが頸椎(けいつい)と呼ばれる一本の首の骨の上に乗っている状態です。このとき頭がぐらつかないように、首の骨の周りには頭部を支える筋肉が発達しています。

 5kgといえば、ちょうどスイカ1個と同じくらいの重さです。これを首の骨と筋肉とで支え続ける訳ですから、それはちょっとした負担になります。

 首を支える主な筋肉は、後頭部から下に広がり、肩甲骨や鎖骨にまで及ぶ僧帽筋(そうぼうきん)です。カトリック修道僧のフード(帽子)と似ているので、この名がついたそうです。

 頭部の重心がちょうど背骨(脊椎:せきつい)の真上にある状態なら、僧帽筋などにかかる負担は、さほど大きくありません。しかし少しでも前屈みになると、頭が前に倒れていかないように維持するための力が僧帽筋などに求められます。

 それは、スイカを上から片手でわしづかみにし、バスケットボール選手のようにぐっと持ち上げるだけの力に匹敵します。この姿勢を続けると、当然のこととして筋肉が疲れます。その結果、肩こりや首の凝りが生じます。

 漢方薬は、こりを一時的に解消するのではなく、筋肉が緊張して硬いままになっている「肩こり体質」を改善していきます。体の外からではなく、体の内側から筋肉をほぐし、筋肉をリラックスさせる効果が期待できます。

あなたの「肩こり・首こり」はどのタイプ?

肝鬱気滞(かんうつきたい)四逆散(しぎゃくさん)

  • 憂うつになる時がある
  • ため息がよく出る
  • 便秘と下痢を繰り返す

肝火(かんか)加味逍遥散(かみしょうようさん)など

  • 頭痛をよく起こす
  • 耳鳴りがよく起きる
  • 目が充血しやすい

血瘀(けつお)桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)など

  • 顔色がどす黒い
  • 唇が紫色
  • 冷えのぼせがある

下線は漢方薬の名前

 詳しい解説は、
 「肩こり・首こりに効く漢方」をご覧ください。

次ページ
頭痛に効く漢方

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 効率的に「お腹を凹ませる」トレーニング

    中年にもなると、お腹がぽっこり出てくるのが気になる人も多い。特に薄着の季節になると、お腹が出ているのが気になり、何とか短期間で凹ませたいと思う人は多いだろう。しかし、スポーツジムでしっかり運動するのはつらいし、運動する時間を確保するのも大変だ。そこで、今回のテーマ別特集では、効率よくお腹を凹ませるために知っておきたい「内臓脂肪」の落とし方と、トレーニングのコツ、そしてお腹を凹ませる「ドローイン」のやり方について解説しよう。

  • 脳を衰えさせる悪い習慣、活性化する良い習慣

    「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.