7大がんの基礎知識
胃がん、肺がん、大腸がんなど、日本人に多いがん・まとめ
「日本人が一生のうちがんになる確率は男性60%、女性45%」 これは2010年の統計データですが、実に2人に1人が、一生のうちに何らかのがんにかかると言われています。がんは決して、他人事ではありません。健康なときにこそ、がんをよく知り、がんになった場合に備えておくことが大切です。
「やさしいがんの学校」では、それぞれのがんについて、専門家にお話を伺い、分かりやすく解説してきました。 今回は、これまで取り上げてきたがんの中から、7つのがん(胃がん、肺がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、血液のがん)について総ざらいします。
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胃がん
ピロリ菌感染が原因といわれ、患者数は減少傾向に
肺がん
日本で最も死亡数が多いが、早期発見・治療なら5年生存率は70%超
大腸がん
食の欧米化などに伴い、じわじわ増加する大腸がん
前立腺がん
近年増加する前立腺がん、技術の進歩で早期発見が可能に
乳がん
女性で最も患者数が多く、遺伝性は全体の5~10%
子宮がん
HPV感染が主な原因の子宮頸がん、女性ホルモンの乱れが一因の子宮体がん
血液のがん
薬の進歩で通院治療も可能に、治療成績も向上
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