日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様

日経 Gooday

ホーム  > からだケア  > Gooday 通信  > 働き盛り世代の“男の悩み”は男性ホルモンで解決する?!
印刷

Gooday 通信

働き盛り世代の“男の悩み”は男性ホルモンで解決する?!

気力、精力の減退を感じたら…テストステロンが増える生活を

 稲川哲浩=日経Gooday

 男性ホルモンと聞くと、“下半身”にかかわるイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、それだけではなく、気力や性格、社会性にまで影響し、女性にとっても重要なホルモンであることが分かってきています。

 まだまだ仕事をバリバリこなしたい中高年男性を襲う、急な気力の低下。その原因は、体内の男性ホルモンの低下によるものかもしれないのです。症状が女性の更年期障害に似ているため、かつては「男性更年期障害」と呼ばれていましたが、現在では専門家は「LOH(ロー)症候群」=加齢男性性腺機能低下症候群と呼びます。患者数を600万人と推定する報告もあり、人ごとではないのです。

男性ホルモンはエネルギッシュな人に多い

 主要な男性ホルモンにはテストステロンがあり、男性の場合、約95%は精巣(睾丸)で作られるが、男女ともに副腎でも作られています。順天堂大学医学部泌尿器科学講座の堀江重郎教授は、「テストステロンは社会の中で自分をアピールし、未知の世界に旅立たせる“夢と冒険のホルモン”」と説明しています。

 このテストステロンの分泌量を示す値は、エネルギッシュでクリエイティブな方に多いようです。「芸能人や政治家にはテストステロン値が高い人が多い。逆にクリエイティビティ(創造性)が求められない職業や、他人と接触しない職業の人は低い傾向がある。女性も男性の3分の1くらい分泌しており、中には男性の平均値を上回る人もいる」(堀江教授)。

 男らしく、若々しくい続けたい人にとっては気になるテストステロンの値。実は生活習慣の改善によっても上げることができるそうです。

※テストステロンの増やし方について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

46歳、仕事も趣味も突然やる気が失せた
「下半身」だけじゃない!“夢と冒険のホルモン”テストステロンのパワーの秘密
男性ホルモンはこうすればガンガン出る!

男性ホルモンが少ないと精子も老化する!?

 男性ホルモンに関するもう一つの切実なお悩みは、やはり子作りの問題でしょう。オヤジと若い女性が結婚する“年の差婚”は意外と多いのです。少し古いデータですが、結婚相談所「アルパ青山」が2009年に同社で結婚に至った夫婦を調べたところ、「11歳以上の差」がある夫婦が46%もいたといいます。

 オヤジと若い女性の結婚が成り立つ背景には、女性は年を重ねるとともに妊娠が難しくなりますが、男性はそうではないと思われていた事情があります。セックスさえできれば男は何歳になっても子どもを作れる――そう信じている人も少なくないでしょう。

 ところが、実はそんなことはないのです。獨協医科大学越谷病院泌尿器科の岡田弘主任教授は、「精子が老化する男と、老化しない男。我々の研究から、男性には2種類あることが分かった」と話しています。精子を老化させないための生活習慣は幾つかありますが、ある色の服を着ることが効果的という研究もあるそうです。

※精子の活性化について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

精子が老化する男としない男がいる!?
不妊に悩む妻、実は原因はオレにあるのかも…

精力減退は心臓血管障害の前兆

 実は、こうした精力減退は子作りへの影響だけにとどまりません。特に中高年の男性では、「肉体の異常を示す重大なサインが隠れていることもある」と東邦大学医学部泌尿器科学講座の永尾光一教授は指摘しています。

 「精力減退の原因には、精神的ストレス、うつに加えて、糖尿病にもつながる代謝性疾患、LOH(加齢男性性腺機能低下)症候群などが考えられ、最近は、動脈硬化など心臓血管障害の初期症状としても注目されている」とのことです。

 このように男性ホルモンの欠乏は、仕事のやる気や精子力を損ね、精力減退は将来の大病の兆候としても見逃せません。

※精力減退と関係する疾患の治療について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

夏バテ? なんだか性欲がなくなった…
専門医に聞く「男性更年期障害」(有料)
日経グッデイ春割キャンペーン

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 悪玉コレステロールを下げ、善玉コレステロールを上げる実践的な対策NEW

    健康診断で多くの人が気にする「コレステロール」。異常値を放置すると動脈硬化が進み、心筋梗塞や狭心症のリスクが高まっていく。数値が悪くても自覚症状がないため、対策を講じない人も少なくないが、異常値を放置しておいてはいけない。では、具体的にどのような対策を打てばいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、健診結果のコレステロール値の見方から、具体的な対策までを一挙に紹介していこう。

  • 老化を進める「糖化」から身を守る対策とは?

    “老けにくい”体にしたいというのは誰もが共通に思うこと。その老化の原因の1つとして最近注目されているのが「糖化」だ。この糖化、見た目の老化はもちろん、体内の血管や内臓、骨、関節などの機能低下にも密接に関わっているという。糖化リスクを遠ざけ、老化を遅らせるためには何を実践すればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、糖化の健康への影響から、その対策までを一挙に紹介しよう。

  • 歩くだけではダメ? 失敗しない運動習慣の作り方

    「ひと駅前で降りて歩く」「テレビを見ながら軽い筋トレをする」…これをもって「運動習慣がある」と思っている人は意外と多い。しかし、フィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さんは「強度の低い運動、筋肉がつかないような運動は、いくら続けても十分な成果が得られません」と断言する。では、健康診断で引っかかった数値を改善したり、カロリーを消費して減量したり、病気を予防するといった目的を達成するためには、どのような運動をすればいいのだろうか?

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Goodayマイドクター申し込み

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.