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追悼◆2015年に病気で亡くなった著名人

川島なお美さん、愛川欽也さん、今井雅之さん、岩田聡さんなど8名の方々

シーナさん(シーナ&ザ・ロケッツ)

没日:2015年2月14日(享年61歳)
死因:子宮頸がん

女性ロックシンガーの先駆け。ロックの王道をまっすぐに突き進んだシーナさん

主な活動

 福岡県北九州市出身のシーナさん(本名:鮎川悦子さん)は、1978年に夫であるギタリストの鮎川誠さんとともにバンド「シーナ&ザ・ロケッツ」を結成し、『涙のハイウェイ』でデビューしました。翌1979年には『ユー・メイ・ドリーム』がヒットし、一躍日本を代表する女性ロックシンガーに。

 2014年にはバンド結成から35周年を迎えましたが、同年7月に子宮頸がんであることが判明します。がん治療を行いながらも、9月には日比谷野外大音楽堂で35周年記念ライブを開催しました。

 全国ツアー中の2014年11月に、体調が悪化し入院し、その後がんが脊髄に転移していることが発覚しました。逝去当日はバンドの35年分の曲を聴きながら、家族の手を握りながら眠りについたといいます。ロックの王道をまっすぐに突き進んだシーナさんの安らかなご永眠をお祈りいたします。

主な原因はHPV感染、早期発見すれば治癒しやすい子宮頸がん

 2015年の予測では、子宮頸がん・体がんを合わせた罹患(*)数は3万例、死亡数は6300人です。子宮頸がんは20歳代後半から40歳代後半の女性が罹患しやすいがんですが、早期に発見すれば治癒しやすいのが特徴です。主な原因は性交で感染する「ヒトパピローマウイルス(HPV)」と考えられています。

 HPV自体はごくありふれたウイルスで、性交経験のある健康な女性の10~30%が保有しているといわれており、80%以上の男女が一生のうちに1度はHPVに感染すると推計されています。子宮頸がんの罹患者数のピークは30代後半から40代ですが、近年では20代にも急増しています。

*罹患とはこの場合、がんと診断されること。

関連記事
  1.  ・治療成績が良い子宮頸がん、問題は検診受診率の低さ
  2.  ・乳がん、子宮がん、卵巣がん発見のための検診選び

(構成・文:近藤鈴佳=フリーライター、中西奈美=日経Gooday)

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