参天製薬がデスクワーカーを対象に実施した調査(調査期間:2015年11月12日~16日)の結果によると、7割以上が目薬を使用しているものの、大半が目薬の使用期限を気にしていない。
空気が乾燥する冬場は目の疲れを感じやすい
デスクワーク中心の業務を行っている20~40代の会社員男女500人に、仕事中に感じる目の不調を尋ねたところ、「疲れ」(75%)がトップに挙げられた。次いで「乾燥」(57%)、「かすみ」(34%)、「かゆみ」(20%)、「充血」(18%)と続いた。
冬は目の疲れを感じやすいと思うかとの質問に対しては、58%が「そう思う」と答えた(図1)。参天製薬によると、実際に空気が乾燥する冬は、目の表面を覆っている涙が蒸発することで、目の疲れを感じやすくなる。
回答者の71%が普段目薬を使っており、外出時に目薬を持ち運ぶ人、オフィスに目薬を置いておく人はいずれも46%にのぼった。
目薬を購入する頻度は「2~3カ月に1回くらい」(23%)との回答が最も多く、4人に1人以上(28%)は目薬を買い置きしておくことがあるという(図2)。
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- 目薬の使用期限は守られていない