日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 年末年始に食べ過ぎた人は早いうちに「プチ断食」を  > 4ページ目
印刷

トピックス

年末年始に食べ過ぎた人は早いうちに「プチ断食」を

【“正月太り”解消大作戦 その2】リバウンドしないダイエットのコツとは

 源川暢子=フリーライター

効果的に行うポイント

 プチ断食の具体的な実施法はすでに紹介した通りだが、効果的に行うには第1に、1回キリでおしまいにするのではなく、1カ月に1〜2回の頻度で繰り返し行うことがおすすめだ。カラダをリセットして、自律神経系を整えても、元の食生活に戻ればカラダもすぐにまた元通りになってしまう。時々、意識的に“飢餓状態”を作り出し体内をリセットし続けることが必要なのだ。

 特にダイエット効果については、プチ断食はそれを行うこと自体より、その後で効いてくる。「もちろん断食を行ったときも少し体重は減るけれど、それはただ脱水状態になっているだけで脂肪が燃えているわけではありません。食べ過ぎが常態化して満腹中枢がおかしくなり、『これだけ食べれば十分』と思える食欲の満足ポイントが上振れしている人の場合、プチ断食を行ってしっかり空腹感を味わうことでその満足ポイントを下げることができるのです。いわば、“胃袋が小さい状態になる”わけで、プチ断食実施後もその下がった満足ポイントを維持したり、満足ポイントが上がってきたなと思うたびにプチ断食を繰り返すうちに、少食でも満足できる“やせ体質”になれるのです」(青木医師)。

 第2のポイントは、プチ断食実施中は、プロバイオティクス系のヨーグルトを食べるのがお薦めだということ。「プチ断食により胃腸を休ませると同時に、普段の食生活で乱れている腸内細菌叢を整えることもでき、その点においてプロバイオティクス系ヨーグルトは有用です」(青木医師)。

 プチ断食は、断食といっても、固形物を摂らずに胃腸を休ませる方法なので、思ったほど辛くないのがうれしいところだ。

 「1回目のプチ断食で、空腹感をしっかりと経験すること。これを2週間に1回程度行うことで空腹感が習慣化し、3カ月ほど続けると満腹中枢の満足ポイントが確実に下がり始めます」(青木医師)

 プチ断食で空腹時間を長くすることで、過食を防ぐホルモンであるレプチンが分泌され、長寿遺伝子であるサーチュインも活性化されるという。

 ダイエットのための断食ではなく、自律神経を整えるため効果があるプチ断食で、やせやすい体づくりを目指そう!

■プチ断食の関連記事
食べ過ぎ・飲み過ぎには18時間の“プチ断食”が効く!
断食って、ダイエットに効果はあるの?
食事制限すると、お腹が凹まない!?

■正月太り解消の関連記事
辛い“引き算”ではない「夜バナナダイエット」って?

青木晃(あおき あきら)さん
横浜クリニック院長 東京皮膚科・形成外科銀座院 内科部長
青木晃(あおき あきら)さん

1961年東京都生まれ、1988年防衛医科大学医学部卒。防衛医大、東大医学部付属病院などで、内分泌・代謝内科、腫瘍内科の臨床研究に従事。「老化が病気を引き起こす」という観点からアンチエイジング(抗加齢)医学のフィールドにおいて早くから活躍。2007年から2012年まで順天堂大学大学院に開設されたアンチエイジング医学の講座「加齢制御医学講座」の准教授に就任し、抗加齢医学の臨床・研究・教育にも従事。2008年7月からは横浜クリニックにおいて、“老化による免疫力の低下”ががんを進行させるという観点から、免疫療法に力を入れた診療も行っている。ダイエット外来は、東京皮膚科・形成外科銀座院にて行っている。

先頭へ

前へ

4/4 page

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 「ウォーキング」「ジョギング」 大きな健康効果を得るための小さなコツ

    ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」には、「コロナ太り」の解消や、生活習慣病の予防、免疫力アップなどが期待できる。ただし、漫然と歩くだけでは運動効果は低いし、かといって本格的なジョギングは運動初心者にはハードルが高い。そこで運動効果の上がる歩き方と、初心者でもできる走り方のコツを紹介する。

  • 悩ましい「老眼」「飛蚊症」「ドライアイ」への対処法

    放っておいても失明につながる心配はないものの、日常生活に不便をもたらしたり、疲れや肩こりなどの体の不調を引き起こす、悩ましい目の症状。今回は、そうした「ちょっと困った目の症状」の代表例である「老眼」「飛蚊症」「ドライアイ」への対処法をまとめていく。

  • 「眠れない」を解消して抵抗力を高める、3つのNGと6つのテク

    暑い夜でもぐっすり眠るにはどうすればいいのか。そもそも睡眠は何時間とればいいのだろうか。今回のテーマ別特集では、不眠を解消するための3つのNGと、6つの快眠テクニックを紹介する。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

日経Gooday新型コロナ特設

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2020 Nikkei Inc. All rights reserved.