【PR】食物繊維が通常の2倍以上! 注目の大麦「バーリーマックス」
バーリーマックス研究開発者・トッピング博士/モレル博士インタビュー
柳本 操=ライター
今話題の大麦のなかでも、飛びぬけて食物繊維を多く含むスーパー大麦「バーリーマックス」。2016年の発売後に、スーパーで品切れが続出したのは記憶に新しい。このバーリーマックスは、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)が開発した大麦の品種だ。このほどバーリーマックスの研究開発をともに行ってきたディビッド・ロイド・トッピング博士とマシュー・モレル博士が来日。日経Goodayで、独占インタビューを行った。
腸の健康に大切な食物繊維をバランス良く含む
近年、穀物に含まれる食物繊維の健康効果が注目されている。そんな穀物の中でも、今、熱い視線を浴びているのが大麦だ。水溶性食物繊維を豊富に含む大麦は効果が期待でき、日々の食生活に取り入れている人が着実に増えている。

そんな大麦の中でも今、大きく注目されているのがスーパー大麦「バーリーマックス(BARLEYmax)」だ。2016年に発売された後は、スーパーで品切れが続出するほど人気を博したのでご記憶の方も少なくないだろう。その後も、バーリーマックスを使った食品はどんどん増えており、今ではシリアルだけでなく、サラダのトッピングにそのまま使えるもの、おかゆ、スープなど、さまざまなバリエーションがある。
コンビニエンスストア大手のファミリーマートも、バーリーマックス入りの商品を積極展開している。バーリーマックス入りの「スーパー大麦おむすび」は10月末時点で約3500万食を達成する人気商品になっている。
バーリーマックスは、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO=Commonwealth Scientific and Industrial Research Organisation)が開発した非遺伝子組み換え大麦。一般の大麦に比べて総食物繊維量は2倍、レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)は4倍と豊富に含むほか、β-グルカンやフルクタンといった水溶性食物繊維もバランス良く含むのが特徴だ。
詳しくは後述するが、レジスタントスターチは「第三の食物繊維」と呼ばれる今注目の成分。レジスタントとは「消化されない」、スターチとはデンプンのこと。糖質の一種に分類されているが、小腸で消化・吸収されにくい性質を持つ。大腸まで届き腸内細菌のエサになるなど、水溶性食物繊維と同様の働きをする、という特徴がある。
バーリーマックスは、数ある大麦品種の中から選び抜かれた、レジスタントスターチを高含有する「Himaraya292種」を一般消費者が食べられるように商品化したもの。その10年に及ぶ研究開発に携わったのが、ディビッド・ロイド・トッピング博士とマシュー・モレル博士だ。