日本経済新聞 関連サイト

ようこそ ゲスト様
日経Gooday TOP  > からだケア  > トピックス  > 【PR】記憶対策の新たな一手に世界が注目、ビフィズス菌で大腸からのアプローチ  > 2ページ目
印刷

トピックス

【PR】記憶対策の新たな一手に世界が注目、ビフィズス菌で大腸からのアプローチ

認知機能維持に役立つビフィズス菌が登場

 そんな中、認知機能対策に役立つと注目を集めているビフィズス菌がある。森永乳業の50年以上にわたるビフィズス菌研究の中から見いだされたビフィズス菌MCC1274という菌だ。MCIの疑いがある高齢者を対象に行った試験で、ビフィズス菌MCC1274を継続的にとることで、加齢に伴い低下する認知機能の一部である記憶力・空間認識力の維持に役立つことが確認されたという。

 開発に携わった同社研究本部基礎研究所長の清水金忠氏は、「認知機能がどの程度低下しているか評価するアーバンス(RBANS)神経心理テストを行ったところ、ビフィズス菌MCC1274を毎日とった群では、試験前に比べ『記憶力』と『空間認識力』などのスコアの上昇が見られました」と説明する。

ビフィズス菌MCC1274の摂取で、認知機能の一部が維持された
ビフィズス菌MCC1274の摂取で、認知機能の一部が維持された
認知機能の評価に用いられるテストで、新しい情報を即座に記憶する能力を示す「即時記憶」、ものの位置関係などを把握する力を示す「視空間・構成」、過去の記憶を思い出す「遅延記憶」の項目で、摂取前よりもスコアの明らかな上昇が確認された。(データ:Xiao JZ et al. J Alzheimer’s Disease. 2020; 77(1):139-147より。***P<0.0001 vs 対照群)

 試験は、50歳以上、80歳未満のMCIの疑いがある被験者80人を対象に、16週間ビフィズス菌MCC1274またはプラセボ(偽成分)をとる群(対照群)で効果を比較したもの。「この菌には期待はしていたものの、被験者本人もどちらをとっているかわからない二重盲検という厳しい基準に基づく試験を行ったので、まさかここまでの効果が出るとは思っていませんでした。結果を見たときは、正直驚きを隠せなかったです」と清水所長。

 この驚きの研究結果は、海外の科学雑誌に論文が受理されたのち、認知機能研究の世界的権威となる情報サイトにも、認知機能に効果が確認された唯一のプロバイオティクス素材として紹介されたという。

ビフィズス菌が脳に効く「脳腸相関」

 しかし、ビフィズス菌といえばお腹にいい菌。なぜ、近いとはいえない脳がフィールドである認知機能に関与するのだろうか。

 ビフィズス菌は、糖をエサに酢酸という殺菌作用などもある酸を作るという特徴を持ち、お腹の中にビフィズス菌が多くいると、大腸内で酢酸が増え、腸の動きが良くなったり、有害な菌が腸の中で増えにくくなるなど腸内環境が整いやすくなることが知られている。ビフィズス菌入りヨーグルトがお腹にいいとされるのはそのためだ。

 森永乳業は、さらに、菌の種類(菌株)によって整腸作用以外の作用を持つものがあることも見いだしてきた。そのひとつがこのビフィズス菌MCC1274の認知機能維持作用だ。

 「ビフィズス菌MCC1274が認知機能の維持に役立つメカニズムはまだ明らかにはなっていないのですが、おそらく、脳腸相関と呼ばれる、腸と脳の連関の結果、認知機能に影響するのだと考えています」と清水所長。

 「人の大腸には約1000種、40兆個ともいわれる腸内細菌が存在し、この細菌の数やバランスが、肥満や糖尿病、認知症など全身の健康と関係することが、近年、世界中の研究から明らかになってきました。中でも、脳と腸は血液やホルモン、免疫系や神経系統を介して影響を及ぼし合う『脳腸相関』と呼ばれる密接な関係にあることがわかっています」(清水所長)。国立長寿医療研究センターの研究でも、認知機能の低下が見られる人と、そうでない人の間には、腸内細菌の組成に違いがあるという脳腸相関に関する報告がされ、さらなる研究が続けられている。

脳と腸はお互いに影響を及ぼし合っている
脳と腸はお互いに影響を及ぼし合っている
ストレスを感じると下痢をする、お腹の調子が悪いと不安になる…など、以前から腸と脳には何らかの相互作用があることはわかっていたが、近年その関係には腸内細菌が大きな役割を担っているのではないかと考えられるようになってきた。(イラスト:PIXTA)

RELATED ARTICLES関連する記事

からだケアカテゴリの記事

カテゴリ記事をもっと見る

FEATURES of THEMEテーマ別特集

  • 効率的に「お腹を凹ませる」トレーニング

    中年にもなると、お腹がぽっこり出てくるのが気になる人も多い。特に薄着の季節になると、お腹が出ているのが気になり、何とか短期間で凹ませたいと思う人は多いだろう。しかし、スポーツジムでしっかり運動するのはつらいし、運動する時間を確保するのも大変だ。そこで、今回のテーマ別特集では、効率よくお腹を凹ませるために知っておきたい「内臓脂肪」の落とし方と、トレーニングのコツ、そしてお腹を凹ませる「ドローイン」のやり方について解説しよう。

  • 脳を衰えさせる悪い習慣、活性化する良い習慣

    「もの忘れがひどくなった」「単語がスッと出てこない」「集中力が落ちてきた」……。加齢とともに脳の衰えを実感する人は多いだろう。「このままだと、早く認知症になるのでは?」という心配が頭をよぎることもあるだろうが、脳の機能は加齢とともにただ落ちていく一方なのだろうか。どうすれば年齢を重ねても健康な脳を維持できるのか。脳に関する興味深い事実や、健康な脳を維持するための生活習慣について、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

  • 疲労解消は「脳の疲れ」をとることから

    しつこい「疲労」の正体は、実は脳の自律神経の機能の低下であることが近年の疲労医学の研究で明らかになってきた。本記事では、放置すると老化にもつながる「疲労」の怖さとその解消法を、過去の人気記事を基にコンパクトに解説していく。

テーマ別特集をもっと見る

スポーツ・エクササイズSPORTS

記事一覧をもっと見る

ダイエット・食生活DIETARY HABITS

記事一覧をもっと見る

からだケアBODY CARE

記事一覧をもっと見る

医療・予防MEDICAL CARE

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

お知らせINFORMATION

SNS

日経グッデイをフォローして、
最新情報をチェック!

RSS

人気記事ランキングRANKING

  • 現在
  • 週間
  • 月間

NIKKEICopyright © 2022 Nikkei Inc. All rights reserved.