医師10万人以上が参加する医師専用コミュニティサイトを運営するメドピアは、毎日放送の情報番組「サタデープラス」との協力企画のもと、同サイトに会員登録している医師1051人を対象にアンケート調査(調査期間:2015年11月12日~16日)を実施。同番組内で「ドクターBESTチョイスランキング」として発表した。
医師が薦める冬野菜の首位は「大根」
冬に健康のために医師が摂取を奨励する野菜の首位は「大根」(164人)で、次いで「ほうれん草」(135人)、「白菜」(110人)が続いた(表1)。
順位 | 項目 | 回答数 |
1 | 大根 | 164 |
2 | ほうれん草 | 135 |
3 | 白菜 | 110 |
4 | ネギ | 97 |
5 | ブロッコリー | 84 |
6 | にんじん | 65 |
7 | ごぼう | 57 |
8 | かぼちゃ | 56 |
9 | 生姜 | 36 |
10 | キャベツ | 33 |
大根は消化を助けるジアスターゼが豊富で、辛味成分のアリル化合物には炎症をおさえる効果があるほか、葉にはビタミンCやE、カルシウムなどが豊富に含まれる。調理法としては、「煮ることで体を温める作用があり、すり下ろせば消化を促進する作用がある」ことから、みぞれ鍋などがおすすめだという。
ほうれん草は皮膚や粘膜の潤いを保つβカロテンが豊富で、白菜は繊維質とミネラルがたっぷり含まれていることが重視され、トップ3にランクインした。ほうれん草は油と一緒に摂取すること、白菜は鍋などにして汁ごと食べ、水溶性のビタミンをできるだけ摂ることなどを心がけるとよい。
同調査が行った、医師が薦める冬の入浴法についての結果は、「医師が薦める『突然死を防ぐ入浴法』とは?」をご覧ください。
◆関連ページ
医師専用コミュニティサイト「MedPeer」
