健康プラットフォーム「WM(わたしムーヴ)」を提供するドコモ・ヘルスケアは、スマートフォン向けヘルスケアサービス「からだの時計 WM」の機能である「管理栄養士相談サービス」に蓄積されたデータをもとに、からだと食生活に関する調査・分析を実施した。その結果から、痩せている人ほどよく野菜を食べていることが分かった。
管理栄養士相談サービスは、食事の写真をスマートフォンから送信するだけで、管理栄養士からアドバイスを受け取れるというもの。今回の調査では、2015年3月のサービス開始から10月末までの、延べ785人にのぼる利用データと利用者から投稿された写真6022枚を、個人が特定できないかたちに加工して分析した。
BMI値が低いほど野菜を食べる割合が上がる
投稿写真の解析から野菜の摂取率を算出したところ、全体の平均摂取率は64.2%だった。肥満(BMI値30以上)の人では野菜摂取率は56.1%、やや肥満(同25以上30未満)の人は60.1%、普通(同18.5以上25未満)は64.8%、痩せ・痩せ気味(同18.5未満)は76.4%と、BMI値が低いほど野菜の摂取率が高くなる(図1)。
