エーザイは、本格的な受験シーズンの到来に際して、受験生の子どもを持つ母親のかぜ予防に関する意識調査(調査期間:2015年10月9日~16日)の結果を発表した。2014年度に子どもが中学または高校受験を経験した母親500人を対象にアンケート調査を行ったところ、86%が昨年、受験生である子どものかぜ対策・感染症対策に「いつも以上に気を使った」と答えた。
子どものかぜ対策・感染症対策について強く意識し、行動に移し始めたタイミングは、「2014年10月頃から」と「2014年11月頃から」(いずれも20%)が最も多く、母親自身や父親の対策も同様の時期から意識し始めた人が多い(図1)。
かぜ予防の3原則は「手洗い・うがい」「マスク」「予防接種」
受験生本人用のかぜ対策・感染症対策として親が取り入れていたことは、「手洗い・うがいの励行」(84%)が圧倒的に多く、「マスクをする」(68%)、「予防接種を受ける」(57%)が続いた。「十分な休息・睡眠をとらせる」(52%)、「食事を通じた栄養管理をする」(48%)も上位に挙げられた。
かぜ対策・感染症対策として費用をかけたアイテムについて尋ねると、受験生本人用、母親用、父親用のいずれでも「マスク」が1位だった。受験生本人用では2位に「予防接種」、3位に「手洗い用の石けん・ハンドソープ類」が続いた(図2)。
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