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舌で分かる血流不足 目指すはサラサラよりタップリ

ヒット書籍『血流がすべて解決する』著者・堀江昭佳さんに聞く(前編)

 塚越小枝子=フリーライター

血を増やすにはしっかり食べた方がいいと思っていたのですが、必ずしもそうではないのですね?

 食べすぎの人は夕食断食などで胃腸を休めることが必要です。しかしこれは夕食のみ、しかも一時的に行うもので、普段は鉄分やたんぱく質を十分にとることが大切です。忘れがちなのはたんぱく質。血は水を除くとそのほとんどはたんぱく質でできていますから、たんぱく質が不足するとすぐに血の質が悪化してしまいます。肉は、血の原料となる鉄分とたんぱく質を両方とることができるので積極的にとりましょう。薬膳では昔から鶏肉は血をつくる効果が高いといわれます。吸収しやすい鉄分が多く、血が不足しやすい女性などにおすすめです。

 男性の場合は食べる量が多いので、血の原料が不足することは女性ほど多くはないと思いますが、夕食をたっぷり食べてお酒も飲む人は、先ほど述べたように、夜に肝臓が休まらずに過労状態になって血の質が悪くなりがちです。過剰に食べている人ほど、夕食断食が効果的です。

◇     ◇     ◇

 体や心の不調が「血流不足」にあるかもしれないこと、そして、血流不足を改善するには「1週間夕食断食」が有効なことはわかった。では、食事以外で気をつけるべきことはあるのだろうか。続きは後編で紹介する。

(ライター 塚越小枝子)

堀江昭佳(ほりえ・あきよし)さん
漢方薬剤師・不妊カウンセラー
堀江昭佳(ほりえ・あきよし)さん 島根県出雲市、出雲大社参道で90年続く老舗漢方薬局の4代目。薬学部を卒業後、東洋医学・漢方の根本療法に魅力を感じ、中国の漢方医に学ぶ。血流を中心に、西洋医学・東洋医学・心理学の3つの視点からの総合的アプローチが評判を呼び、不妊症、うつ、ダイエット、自律神経失調症などの多くの女性の相談にのる。日本漢方薬膳協会の理事にも就任し、漢方薬膳の知識を広める活動も行う。

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