日清オイリオグループの「中鎖脂肪酸 認知症リスク対策PJ(プロジェクト)」は、全国の40~69歳の男女1200人を対象に実施した「認知症予防に関する意識調査」(調査期間:2015年7月21日~22日)の結果を発表した。それによると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近く(58.1%)にのぼり、40歳代でも過半数(50.8%)が認知症予防に関心を持っている(図1)。
認知症予防について、特にどのような情報が欲しいか聞いてみると、「認知症予防に有効だと思われる生活習慣」(74%)がトップに挙げられ、「認知症予防に有効だと思われる食材や食生活」(59.2%)、「認知症予防に有効だと思われる運動方法」(54.2%)が上位に続いた。「認知症予防のためにしない方が良い行動や習慣」(48.6%)、「認知症予防のために摂らない方が良い食材や嗜好品」(34.3%)などの声も寄せられ、日常生活での食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいることが分かった(図2)。
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