ファイザーは、全国の60歳以上の男女7050人を対象に実施した「大人の予防接種」に関する意識調査(調査期間:2015年7月28日~8月7日)の結果を発表した。それによると、日本人の死因の3位(*)である「肺炎」について、重篤な病気という認識は高いものの、肺炎予防のためにワクチン接種を行っている人は約3割にとどまるという。
肺炎に対してどのようなイメージを抱いているか尋ねたところ、「死につながる重い病気」(45.8%)との回答が最も多かった。約3人に2人(64.8%)は、今後、自分が肺炎にかかる可能性が「あると思う」と答え(図1)、その理由として「肺炎にかかりやすい年齢になっているため」(59.4%)、「身体の免疫力の低下を感じているため」(36.5%)などが挙げられた(図2)。
*2014年人口動態統計の年間推計による。
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- 肺炎は予防できる?